趣味を楽しんでいるとき、あくびが出たらイエローカードです。
あくびは眠いときに出るものと思われがちですが、ほかにもあります。
「退屈」「つまらない」と感じたときにも出ます。
退屈でつまらないコンテンツだと、倦怠感を覚えます。
わくわくすることも、どきどきすることもありません。
ぼうっとすることが増え、呼吸も自然と浅くなります。
酸素不足に陥った脳は、酸素を補おうとして、大きなあくびを催すのです。
読書でも、面白くないと思ったら、あくびが出ます。
映画鑑賞でも、面白くないと思ったら、あくびが出ます。
美術鑑賞でも、面白くないと思ったら、あくびが出ます。
あくびは嘘をつきません。
あくびは常に正直です。
知らず知らずのうちに嫌々やっているという状態になっています。
すでにコンテンツへの関心は失われていて、気づかないうちに「無理やり」という状態になっています。
あくびが出るだけでなく、止まらない状態なら、もはやレッドカードです。
さっさと今のコンテンツに見切りをつけて、次のコンテンツに行きましょう。
読書なら、今すぐ読むのをやめて、違う本を手に取りましょう。
映画鑑賞なら、途中で見るのをやめて、違う作品を鑑賞しましょう。
美術鑑賞でも、見るのをやめて、ほかのことを楽しみましょう。
あくまでコンテンツの問題ですから、趣味そのものをやめる必要はなく、コンテンツを変えるだけでOKです。
お金がもったいないと言っている場合ではありません。
お金がもったいないのではなく、時間がもったいないのです。
あくびは刺激を欲している証拠です。
「もうやめにしたら?」という心からのメッセージです。
あくびが止まらないなら、残念ながら今のコンテンツは楽しめていない証拠です。
もたもたしません。
さっさと見切りをつけて、1分1秒でも早く次のコンテンツに移るのが得策です。