緊張したらあくびをしましょう。
あくびは、眠いとき・退屈なとき・疲れたときに起こる呼吸運動。
呼吸中枢が刺激されて起こる、生理現象の1つです。
血液中の二酸化炭素の濃度が高くなると、不足した酸素を補うため、自然と大きな口が開いて息を吸い込みます。
退屈な話を聞いているとき、何度もあくびが出て困ったことがあるのではないでしょうか。
そんなあくびですが、緊張をほぐすときに役立ちます。
緊張したら、あくびをしましょう。
もちろん本当のあくびではなく、あくまであくびの真似をします。
ただ普通に口を開けるのではなく、できるだけそっくりの真似をします。
人に見られて恥ずかしいなら、人目のないところなら、思いきりあくびの真似ができます。
すると、どうでしょう。
あくびの真似をした瞬間、体全身の力が抜け、緊張がほぐれるはずです。
あくびの真似によって、不足していた酸素が補われ、脳がリラックスしたのです。
あくびと緊張は、真逆の行為です。
あくびの真似をすると、適度に緊張がほぐれます。
嘘でもいいから「緊張して退屈だな」と思いながら演技をすると、さらに効果的です。
あくびの真似をしているうちに、呼吸中枢が刺激され、本当のあくびが出ることもあります。
いつもは退屈なときに出るあくびが、こんなところで役立つとは誰が思うでしょうか。
笑ってしまうような方法ですが、意外と緊張対策に有効です。