趣味に打ち込んでいると、壁に直面するときがあります。
何とか壁を乗り越えようとしますが、ここで注意したいのが「精神論」という行為です。
精神論で乗り越えようとすると、無計画になりがちです。
「とにかく頑張ろう」「とにかく気合を根性で何とかする」となりがちです。
ろくに考えることもなく、これといった工夫もアイデアもなく、体当たりの姿勢になりがちです。
精神論でうまくいくかどうかは、体力勝負になります。
精神論はうまくいくとは限りません。
その人の体力にもよるし、運も関係します。
精神論にとらわれると消耗戦に突入し、我慢やストレスを感じることも増えます。
これでは身も心もどんどん苦しくなる一方です。
精神論で壁を乗り越えようとすると、心身の消耗が激しくなるばかりで、どんどん暗くなるのです。
壁にぶち当たったときは、どうするか。
「方法論」でいくのです。
方法論とは「知恵と工夫を凝らすこと」です。
もっと効果的な方策はないか、一石二鳥やウィンウィンを実現できるアイデアはないか考えます。
頭をひねって脳に汗をかくことが必要です。
どこかにきっと良い解決策があるはずだと思うと、目線が上向きになります。
よりよい解決法があるなら、それに越したことはありません。
決してずるいことをしているわけではなく、まっとうなことです。
よりよい解決法があれば、時間短縮や体力節約につながります。
壁は、精神論ではなく、方法論で乗り越えるものです。
高い壁であればあるほど、精神論より方法論が重要になります。
前向きな気持ちになり、希望の光が見えてくるのです。