公開日:2024年9月17日
執筆者:水口貴博

趣味に飽きたときの30の対処法

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趣味という意識があるうちは、まだ本当の趣味ではない。

趣味という意識があるうちは、まだ本当の趣味ではない。 | 趣味に飽きたときの30の対処法

「さあ、趣味をするぞ」を意識する人がいます。

「私の趣味は○○です」と声高に言う人がいます。

「趣味」という意識があるなら、まだ完全に習慣化されていません。

正真正銘の趣味というのは、意外なことに「趣味」という意識はありません。

「私の趣味は○○です」というセリフも言いません。

実際は趣味なのですが、本人は趣味という意識がありません。

完全に趣味になると「生活の一部」になるからです。

「うがい」「洗顔」「入浴」といった行為を私たちは趣味とは言いませんが、それと同じです。

日頃からよくやっていること、毎日当たり前にやっていることは、意識を向けることがなくなるので、趣味と言わなくなります。

趣味という言葉を使うことに違和感すら覚えます。

趣味をしていても、自分では普通のことをしている感覚になる。

勝手に体が動いていて、気づいてたらやっているという状態です。

当たり前の日常になり、もはや息をするのと同じような感覚になります。

「趣味は何ですか」と聞かれたり、履歴書で趣味の欄を書いたりするとき、あらためて自分の生活を振り返ります。

「私の趣味は何だろう? そういえばよく映画を見ているなあ。そうか、私の趣味は映画鑑賞なんだ!」といった具合です。

問われてから、はっと気づきます。

自分でもそれが趣味だったということに驚くのです。

趣味という意識がないのは良いことです。

意識しないくらい、完全に習慣化されているということ。

それだけ生活の一部になっている、当たり前の日常になっているという証明です。

趣味という意識がないくらい、当たり前の日常にすることが素晴らしいのです。

趣味に飽きたときの対処法(13)
  • 趣味という意識がないくらい、当たり前の日常にする。
「仕事と趣味、どちらを取ればいいでしょうか」と人に聞かない。
聞かれても答えない。

趣味に飽きたときの30の対処法

  1. 飽き性なのではない。
    熱中できる趣味にまだ出会っていないだけだ。
  2. 表面ばかりでは、飽きる。
    深掘りをすれば、飽きない。
  3. 趣味を嫌々する状態になったときの、2つのステップ。
  4. 下手すぎて嫌になったのを飽きたと勘違いしていないか。
  5. あくびが出るなら、次のコンテンツに移るのが吉。
  6. 趣味の成長が感じられなくなったとき、どうするか。
  7. 趣味が楽しめなくなったら、やめてもいい。
  8. 趣味に飽きることを、ネガティブに捉えない。
  9. 「好きだった趣味が楽しめなくなった」という人には、どう声をかけるのがいいか。
  10. 動画だけですべて学べるわけではない。
    動画で学べるのは、初級・中級レベルまで。
  11. 趣味ができることは幸せなこと。
  12. 結果を出せなかったとき、2通りの人がいる。
    ただひたすら落ち込む人、悔しさをバネにする人。
  13. 趣味という意識があるうちは、まだ本当の趣味ではない。
  14. 「仕事と趣味、どちらを取ればいいでしょうか」と人に聞かない。
    聞かれても答えない。
  15. 「えっ、もうこんな時間!」と驚くのが、趣味の醍醐味。
  16. 大きなイベントも、回数が多いと、趣味になる。
  17. 壁は、精神論で乗り越えるものではない。
    方法論で乗り越えるものだ。
  18. 天気や季節によって趣味を変えてみよう。
  19. 無趣味であっても、楽しい人生を送っている人は大勢いる。
  20. 趣味の最中に幸せを感じなくても、正常なこと。
  21. 謙虚な気持ちを忘れると、趣味に飽きて長続きしない。
  22. 英会話は、趣味をテーマにして学ぶと、習得が早くなる。
  23. 趣味を始めるきっかけは「楽しそう、面白そう」でなくていい。
    「気になる」でいい。
  24. ジョブホッパーがあるなら、ホビーホッパーがあってもいいはずだ。
  25. 趣味の基本は、自己満足。
    世のため人のためという考え方は不要。
  26. 趣味では、非効率も大事なこと。
  27. 2択で迷ったら、コインで決めよう。
  28. 飽きたものは仕方ないと言うのは簡単。
    具体的に理由を探ってみることが大切。
  29. うまくいかなくても「ダメだ」より「惜しい」と言うのが良い。
  30. 「熱しやすくて冷めやすい性格」というセリフに心当たりはありませんか。

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