相手が無趣味とわかるやいなや、否定的なことを言う人がいます。
「趣味がないんですね。それはお寂しいですね」と。
「何でもいいから趣味を持つべき」と強く勧める人もいます。
本人のいないところで「あの人は無趣味だから」「つまらない人だ」とこそこそ話す人もいます。
趣味を持つ人から見ると、無趣味の人は人生を楽しんでいないように映るのかもしれません。
どことなく寂しい生活を送っていて、人生を損しているように映るのかもしれません。
しかし、無趣味を否定するのは要注意です。
自分では思ったことを口にしているだけかもしれませんが、それこそ余計な一言。
無趣味の人を悪く言っているのと同じです。
本人が「趣味がなくて寂しい」と自分で言うならまだいいのですが、他人が無趣味の人を勝手に寂しいと判断しないことです。
趣味を持つかどうかは、本人次第です。
趣味は必要ないと思って、あえて趣味を作らない人もいます。
無趣味であっても、楽しい人生を送っている人は大勢います。
仕事や子育てが充実していて、わざわざ趣味を作る必要のない人もいます。
趣味を持つことが正義と言わんばかりの言い方をしないことです。
趣味は必ず持たなければいけないものではありません。
持ちたいなら持てばいいし、持ちたくないなら持たなくてもいいのです。
どんな趣味を持つのか自由であれば、趣味を持つ・持たないも自由なのです。