「私はいつも趣味が長続きしません。すぐ飽きてしまいます」と言う人がいます。
新しい趣味を始めては飽きてやめるの繰り返しで、いつも中途半端な終わり方。
最初は楽しく遊んでいても、しばらくすると飽きてやめてしまい、なかなか続かないようです。
挙げ句の果てには「私は飽き性だからどんな趣味も続かない。無趣味に人生を送るしかない」と言います。
ここに大きな誤解があります。
飽き性なのではありません。
熱中できる趣味にまだ出会っていないだけです。
どんな人でも、必ず自分に合った趣味があります。
世の中には数え切れないほど数多くの趣味があります。
自分に合う趣味が1つもない、世の中にあるすべての趣味が合わないということはあり得ないのです。
「私は飽き性」と自分を責めることはありません。
「熱中できる趣味にまだ出会っていないだけ」と考え、いろいろな趣味にチャレンジしていきましょう。
少しでも興味があればゴーサインです。
「ものは試し」の精神で、まずトライしてみることが大切です。
仕事ではないのですから、遊びの気持ちでいいし、軽い気持ちでもいいのです。
最初はまったく興味がなくても、やってみると意外と面白くてはまってしまうことがあります。
興味が湧くからやってみることもあれば、やってみるから興味が湧くこともあります。
「始めてはやめる」の繰り返しでもいいのです。
途中でやめても悪いことではありません。
「すぐ飽きる」というのは、裏を返せば「自分に合っていないことがすぐわかる」ということでもあります。
自分に合っていない趣味をだらだら続けるより、自分との相性がすぐわかったほうがスムーズです。
いろいろな趣味を経験していくなかで、あるとき自然と続けられる趣味と出会います。
いつまでも飽きないし、むしろやればやるほどのめり込んでしまうのです。
自然と熱中できる趣味と出会うと、人生ががらっと変わるのです。