執筆者:水口貴博

緊張による震えを止める30の方法

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精神安定剤で、緊張を防ぐ。

精神安定剤で、緊張を防ぐ。 | 緊張による震えを止める30の方法

緊張を抑えるために薬を使った方法もあります。

最も一般的な薬は「精神安定剤」でしょう。

緊張すると、交感神経を活性化される物質が分泌されます。

その結果、発汗・赤面・震えなどが起こります。

薬を使って自律神経のバランスを整えることで、気持ちを安定させることが可能です。

たとえば、前もって医療機関を受診して、医師から精神安定剤を処方してもらいます。

本番の数時間前に精神安定剤を飲めば、緊張による発汗や震えなどを防ぎやすくなるでしょう。

薬物を使った方法で抵抗を持つ人もいますが、勝負所に絞って必要最小限に使うなら有効でしょう。

ただし、注意点が3つあります。

(注意点1)
乱用しない

薬物の乱用には注意しましょう。

どんな薬にも副作用があることを忘れてはなりません。

一部の精神安定剤には、常習性があります。

使いすぎると、薬物依存に陥る危険があるため、油断は禁物です。

あくまで大事な場面にかぎって使うようにしましょう。

(注意点2)
使用法を厳守する

自己判断で服用の量やタイミングを変えるのは厳禁です。

使用法を誤れば、薬が想定外の悪影響をもたらす可能性もあります。

医師から処方された薬は、必ず用量・用法を正しく守りましょう。

(注意点3)
不適切な方法で精神安定剤を入手しない

不適切な方法で精神安定剤を手に入れるのはよくありません。

たとえば、他人が使っている精神安定剤を分けてもらうのは危険です。

他人には適切な薬が、自分に適しているとは限りません。

また、個人的に海外から購入した精神安定剤を使うのも不適切です。

インターネットの普及によって、海外の医薬品でも手軽に入手できる時代になりましたが、注意が必要です。

あがり症は、人によって症状の種類や度合いが異なるため、自己判断で薬を選ぶのは危険です。

必ず医師から処方された精神安定剤を使うようにしてください。

緊張による震えを止める方法(22)
  • 本番直前に、医者から処方された精神安定剤を飲む。
緊張をほぐすなら、首を冷やす。

緊張による震えを止める30の方法

  1. なぜ緊張すると、声や手足が震えるのか。
  2. 緊張対策は「緊張に打ち勝つ心を持つ」という決意から始まる。
  3. 緊張しているときは、肩の力を抜く。
  4. 軽いジャンプには、緊張をほぐす効果がある。
  5. あくびの真似をするだけで、緊張がほぐれる。
  6. ネガティブ思考の人は、被害妄想に要注意。
  7. 力みと脱力の繰り返しで、過度の緊張をほぐす。
  8. 緊張したときは、落ち着きのない態度に要注意。
  9. 完全に緊張をなくそうとしない。
    「少し緊張がほぐれたらよい」と考える。
  10. 緊張しないから笑顔になるのではない。
    笑顔になるから緊張しなくなる。
  11. 緊張で手が震えたときに役立つのは、自分の両手。
  12. 本番前の発声練習には、カラオケがうってつけ。
  13. 緊張で声が震えるときこそ、大きな声を出そう。
  14. 好きな音楽を聴いて、心も体も躍らせよう。
  15. 自信があるから背筋を伸ばすのではない。
    背筋を伸ばすから自信が出てくる。
  16. 好きな気持ちに意識を向けることで、緊張も小さくなる。
  17. 輪ゴムによる痛みで、緊張から意識をそらす。
  18. 一口の水を飲むだけで、緊張がほぐれる。
  19. 緊張したら、うがいをしよう。
  20. 冷たい水で顔を洗うと、一瞬でリラックスできる。
  21. 緊張したら、体の珍しい変化を楽しむくらいでちょうどいい。
  22. 精神安定剤で、緊張を防ぐ。
  23. 緊張をほぐすなら、首を冷やす。
  24. ポケットに手を入れるのは、手の震えがばれるより、感じが悪い。
  25. ボディーランゲージの3つの効果。
    「表現力の向上」「緊張の緩和」「余裕の表現」。
  26. 本番直前にあれこれ考えない。
    最初の部分に集中しよう。
  27. 徹底的に楽しいことを想像して、緊張を吹き飛ばす。
  28. 日光を浴びると、緊張も吹き飛ぶ。
  29. 空気を「緊張をほぐす薬」と思って吸い込むと、癒し効果が高まる。
  30. 携帯用カイロから熱をもらうと、緊張もほぐれる。

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