滝を見に行きましょう。
桜や紅葉を見に行くことはあっても、滝を見に行くことは少ないのではないでしょうか。
滝は、桜や紅葉に比べて、ちょっと優先順位が低い傾向があります。
しかし、滝を見に行くこともリフレッシュとなり、素晴らしいリラックスをもたらします。
滝の周辺は澄み切った空気が感じられ、ちょっとひんやりしているでしょう。
「崖から水が落ちているだけではないか」と思うかもしれませんが、誤解です。
滝は、大自然の営みの1つです。
大きな滝であればあるほど、ごう音と水しぶきに迫力があって心を奪われます。
マイナスイオンがたっぷり漂っていて、清らかな雰囲気に包まれています。
滝つぼに白い霧が広がっているところも、神聖な雰囲気があって味わい深い。
深呼吸をするたびに、自然のエネルギーが体に取り込まれます。
五感が刺激され、頭も心もクリアになります。
滝は、桜や紅葉とは違い、1年中楽しめることも特徴です。
滝といえば、日本三大名瀑「那智の滝」「華厳の滝」「袋田の滝」が有名ですが、その限りではありません。
「白糸の滝」「吹割の滝」「養老の滝」など名の通った滝の名所も要チェックです。
有名な滝であればあるほど多くの観光客が押し寄せ、じっくり鑑賞できないことがあります。
そんなときは早朝や午前中が狙い目です。
早い時間帯は比較的空いているため、じっくり鑑賞できるでしょう。
無名の滝の存在も忘れてはなりません。
高い崖から水の流れ落ちる場所があれば、れっきとした滝です。
小さな滝も、自然が生み出した景勝地です。
スケールは小さくても、見応えは十分あります。
水しぶきとマイナスイオンが漂っていて気持ちがよく、神聖な空間が広がっているでしょう。
おすすめの鑑賞タイミングは、紅葉の季節です。
滝がある場所は山であることが多く、同時に紅葉を楽しめることがあります。
滝と紅葉のコラボレーションはこの世で最も美しい光景の1つであり、感動せずにはいられません。
雨上がりのタイミングもおすすめです。
雨が降った後は水量が多くなるので、滝の迫力もアップするでしょう。
特に大雨が降った後は、特別豪快な滝を見ることができるはずです。
滝のある場所は限られますが、それでも行ける範囲に1つくらいあるのではないでしょうか。
「わざわざ滝を見に行くために外出するなんて」と思う人もいるかもしれませんが、それだけの価値があります。
滝鑑賞を楽しめば、たっぷりリフレッシュできて、元気が出てくるのです。