さあ、10万円を引き出してみましょう。
ATMでも銀行の窓口でもかまいません。
預金残高ががくんと減ってどきどきしますが、実際に使うわけではありません。
財布の中に入れておくだけでいいのです。
できればお札は、新札で持っておくといいでしょう。
きれいなお札には清潔感があってパワーに満ちあふれています。
新札で10万円を持っていると、気持ちがすっきりして、背筋もぴんと伸びます。
財布に10万円を入れておくと、心や態度に変化が生じます。
気持ちに余裕が生まれ、寛大になれたり包容力が出てきたりします。
現金は、いざとなったときの心強い味方です。
急に多額の支払いが必要になっても、手元にあるのでスムーズに対応できます。
自然と落ち着きが増して、大人びた振る舞いができるようになる。
決断力と行動力を高める効果もあることも見逃せません。
10万円を持ち歩いていると、不思議な自信と安心が生まれ、堂々とできるようになります。
ちょっとだけお金持ちの気分を味わえます。
富豪にはほど遠いですが、プチお金持ちの気分くらいなら味わえるでしょう。
お金は手段です。
不便を減らし、自由を増やす力があります。
現金をたくさん持っていればいるほど「強力なツール」を手に入れたような感覚が強くなり、心にもプラスの影響を及ぼします。
お金は使ってこそ意味があるように思われがちですが、持っているだけでも精神安定剤の働きをもたらします。
現金には、キャッシュレスにはない物理的なインパクトがあります。
時代はキャッシュレスに向かっていますが、まだまだ現金は現役であり、現金だからこそ役立つ場面があります。
10万円では多すぎるなら、7万円や5万円でもかまいません。
まとまった現金には、自信と安心をもたらす力があるのです。