会ってすぐ別れ話を切り出すのはNGです。
本音としては、早く本題に入りたいかもしれません。
たしかに別れ話をするには、まとまった時間が必要です。
少しでも早く本題に入ったほうが、話し合える時間も増えるでしょう。
しかし、やはり急ぎすぎるのはよくありません。
別れを切り出す状況が、デートの場であれ、かしこまった場であれ、会ってすぐ話し始めるのはNGです。
会うやいなやショッキングな話が始まれば、動揺が大きくなるでしょう。
気持ちを落ち着かせることに精いっぱいで、相手の話をきちんと聞く余裕がなくなります。
堅苦しい雰囲気もあるため、本音の話し合いも難しいでしょう。
最初は、雰囲気を和らげることから始めましょう。
たとえば、ちょっとした雑談です。
最初は軽い近状報告などから始め、雰囲気になじんだところで別れ話を切り出したほうが、流れとしては自然です。
食事をするのもいい方法です。
おいしいものを食べているときは緊張感が和らぎやすいため、別れを切り出しやすくなるでしょう。
最初に雰囲気を和らげておくほうが、別れ話を切り出したときのショックを和らげやすくなります。
ただし、話が盛り上がってはいけません。
雑談にせよ食事にせよ、話が盛り上がってから別れ話を切り出すと、雰囲気に矛盾が生じ、説得が難しくなります。
「さっきまで楽しそうにしていたではないか」と相手は納得できず、別れ話がこじれます。
あくまで「話しやすい雰囲気を作る」という点に注意です。