親しい人に面白いお願いをしてみましょう。
「自分のことを褒めてほしい」とお願いしてみるのです。
こちらから褒めてもらうようにお願いするのは不自然に思うかもしれません。
たしかに普通は、相手から褒められることが多いでしょうが、ここは頭を柔らかくしてください。
堅苦しい話は抜きにしようではありませんか。
お願いして褒めてもらっても嬉しいことに変わりないはずです。
たまには常識を破ってユニークなコミュニケーションをしてみるのも悪くありません。
親しい人に自分のことを褒めてもらうよう、こちらからお願いしてみましょう。
親でも友人でも恋人でもかまいません。
あなたのことをよく知る人であれば、あなたの長所や魅力もよく理解しているでしょう。
1つだけ褒めてもらうのもいいですが、できればたくさん褒めてもらうようお願いしてみてください。
あなたの良いところを、相手が思いつくだけすべて褒めてもらいましょう。
「何でもいいから私のことをたくさん褒めてほしい!」と一言を言えばいいだけ。
いろいろな褒め言葉がたくさん聞けるに違いありません。
ありったけ褒めてもらった後は、にやにやした笑顔になっていて、すっかり上機嫌となっていることでしょう。
こちらからお願いしたことなのに、自然に褒めてもらえたときとほとんど感覚が変わらないことに気づくでしょう。
なかには意外な発見があるかもしれません。
「自分にはそんな魅力があったのだね。そんなところを長所だと思っていたのだね」と驚くこともあるでしょう。
自分が考える長所と相手から見える長所は、多少ギャップがあるものです。
思いもよらない自分を発見できるかもしれません。
さて、たっぷり褒めてもらったら、次はあなたの出番です。
今度は逆に相手を褒めましょう。
あなたと親しい間柄なら、相手にもいいところがたくさんあるはずです。
相手がしてくれたように、あなたも相手のいいところをできるだけたくさん褒めていきましょう。
10個でも20個でも褒めていこうではありませんか。
ちょっと面白いやりとりですが、だからこそいいのです。
普通はしないコミュニケーションだからこそ新鮮です。
お互いを褒め合えば、お互いがにやにやする時間となり、リフレッシュ・ストレス解消となるでしょう。
「褒めてもらう」と「褒める」の両方を楽しんでください。
お互いが褒め合った後は、今までよりもっと親しくなっているはずです。