丼ものや定食ものでは「ご飯少なめ」でお願いすることができます。
基本的にどの飲食店でも、一言言えば快く対応してくれるはずです。
「ご飯の普通盛りはちょっと厳しいかな。食べきれないかもしれない」
普通の量とはいえ、自分にとって少し多く感じることがあるでしょう。
もともと小食の人であれば、普通盛りであっても、食べきれず残してしまうことがあるはずです。
あるいは、ダイエット中で炭水化物を避けている人も多いのではないでしょうか。
ご飯は炭水化物の塊です。
お茶碗1杯分の白米の場合、炭水化物はおよそ55グラムあります。
ご飯はちょっとした量でも血糖値が急上昇して、満腹を感じやすい。
ところが世の中には、変わった考えを持つ人がいます。
ご飯少なめでお願いすることを恥ずかしがる人がいます。
「変な人だと思われないかな」
「食事を嫌がっていると思われないかな」
「失礼な注文にならないかな」
ご飯少なめでお願いすることに抵抗があり、ためらう人がいます。
これはまったくの誤解です。
ご飯少なめでお願いすることは、恥ずかしいことでも何でもありません。
もちろんマナー違反でもないので安心してください。
「自分にとって普通盛りは多すぎるので少なめでお願いします」というだけのことです。
別に食べ残すわけではありません。
むしろ食べ残さないように配慮していることがお店の人に伝わって好印象です。
「ご飯少なめ」は恥ずかしいことではありません。
恥ずかしがって、ご飯少なめをお願いできず、そのまま食べ残してしまうほうが恥ずかしいことです。
大きな視点で見れば、食品ロスを減らす取り組みの1つです。
小さな取り組みに思えますが、実はエコにつながる有意義な活動です。
ご飯少なめは、地球にも優しいのです。
食べ残してしまうくらいなら、最初から少なめで注文すればいいことです。
ご飯少なめに料金はかかりませんから気軽にお願いできます。
最初からご飯を少なめにしておけば、小食の人でも食べきれるでしょう。
正規料金を支払っているにもかかわらずご飯の量を減らすと、損をしている感覚になるかもしれません。
「お金がもったいない気がする」と思うかもしれませんが誤解です。
お金のことを気にするより、きれいに食べきることを気にしましょう。
注文してから量が少なすぎたとわかれば、噛む回数を調整すればいいことです。
普段よりよく噛んで、ゆっくり食べるようにしましょう。
咀嚼回数が多くなると満腹中枢を刺激するので、少ない量でも満足できるでしょう。
ご飯少なめでお願いするのは恥ずかしいことではないのですから、普通にお願いしましょう。