私は失恋した直後に、失恋の映画を見たことがありました。
そういう気分だったのでそういう映画を見たくなりました。
そのときは「なんとなく」という理由でしたが、選んで大正解でした。
私が失恋の気分だったので、映画の波長と合って、物語をすっと受け入れることができました。
そのときの登場人物は、自分に当てはめて考えやすくなり、物語や登場人物の心情などがよく理解できました。
見ているうちに、何か解決につながる糸口を見つけられることができます。
波長を無理やり変えるのではなく、今の波長に合った行動をすることです。
それはとても自然です。
心も体も拒否反応がありません。
暗い気分のときは、暗い映画を見てはいかがでしょうか。
失恋したときには、失恋の映画。
親を失ったときには、親を失う映画。
大きなミスを犯したときには、大きなミスを犯す映画。
明るいときには、暗い話はどこか別の次元の話と思って、人ごとのように思ってしまいがちです。
しかし、暗い気分のときは、自分の波長と合っているため、理解しやすくなるはずです。
そういう暗い物語も身近に感じられ、物語にのめり込みやすくなるでしょう。
深い味わいを知ることで、自分の生き方を反省したり、改善したりするいいチャンスになるのです。