あなたが今日学んだことは何ですか。
好奇心旺盛なあなたであれば、何か新しく学んだことがあるのではないでしょうか。
なるほどと納得して終わりそうですが、そうではありません。
人は、忘れることが得意な生き物です。
学んだことはすぐ忘れます。
「あれ、なんだっけ?」となります。
ほんの数時間前のことであっても、意外と簡単に忘れるものです。
ではどうするか。
人に話すのです。
なるほどと納得して終わりにするのではありません。
学んだことは、ぜひ人に話しましょう。
家族でも友人でも職場の人でもかまいません。
人に話すことは、アウトプットの機会になります。
学んだことを人に話すとき、頭をフル回転させることになります。
内容を思い出したり、情報を整理したり、言葉を選んだりする必要があって、脳に汗をかきます。
人に話すことで、復習の機会にもなります。
記憶にも定着して、結果としてよく身につくのです。
今日学んだことは、誰かに話して聞いてもらいましょう。
今日学んだことは、今日の話ネタとしてうってつけです。
今日が難しいなら、明日でもかまいません。
明日が難しいならあさってでもいい。
とにかく人に話すことを意識してみてください。
学んだことをすべて話す必要はなく、一部でもいいのです。
学んだばかりのことを話すときは自然と気持ちがこもるので、相手も楽しく耳を傾けてくれるでしょう。
人に話すときに、学んだことがよく身につきます。
受け売りに抵抗があるなら「これは受け売りなんだけどね」の一言を添えればいいことです。
話す機会を増やすことで、トーク力も鍛えられます。
話していると、途中で言葉に詰まり、自分の理解不足に気づかされることも少なくありません。
理解不足に気づいたら、あらためてチェックすればいいのです。
これはこれで学びを強化できるチャンスです。
今日学んだことを話す人は、今を生きている人です。
今日の学びは、今日の話ネタなのです。