疲れているときがあるでしょう
元気がないときもあるでしょう。
身も心もくたくたになっているときは、きちんと休みましょう。
無理をせず、休養を取るのが一番です。
自分に正直になるのです。
くたくたに疲れているのですから、休むのは当然のこと。
スマホはバッテリーが減ったら充電が必要であるように、人間も気力体力がゼロに近づいたら充電が必要です。
どれだけ燃費の良い車でも、給油をすることなく走り続けることは不可能です。
自分にむちを打って、頑張ることもできるかもしれません。
人間は不思議なもので「気合があれば何とかなる」と思いがちです。
「まだ大丈夫。休まなくてもいける!」と考える人もいるかもしれませんが、ここが落とし穴です。
人間には限界があります。
くたくたの状態で頑張ったところで、ろくなことになりません。
きちんと身が入らず、まともに集中できないうえ、身も心もすり減るばかりです。
無理をすると、必ず後からツケが回ってきます。
自分を酷使し続けると、限界の一線を越えたとき、ぱたんと倒れてしまうのです。
人間はロボットとは違い、壊れたからといって交換というわけにはいきません。
「忙しくて休んでいられない」と思うこともあるかもしれませんが、無理は禁物です。
そんなときは「休むことも仕事の1つ」と自分に言い聞かせて、自分を優しくいたわってください。
自分は世界に1人だけの存在です。
「自分がいないと仕事が回らなくなるから休めない」と思っているなら、誤解です。
自分の代わりはいくらでもいます。
そもそも会社は、1人が休んでも回るようにできています。
仕事がたくさんあって休めない状態であっても、やはり休養は必要です。
「逃げないでください」「人事考課に影響しますよ」など厳しいことを言われても、健康には代えられません。
体は資本であり、健康あっての仕事です。
くたくたになっているとき「休む」というブレーキを踏みましょう。
きちんと休養を取ることも、正直な生き方の1つです。