執筆者:水口貴博

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

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テレビを消せば、改善する。

テレビを消せば、改善する。 | 妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

あなたの食卓には、テレビがありますか。

テレビのスイッチを入れれば、次から次へと面白い番組が流れ、あっという間に食卓がにぎやかになります。

当然、笑いも増え、夫婦間の関係もよくなる、と言いたいところですがどうでしょうか。

必ずしもそうなるとは限らないことがわかりました。

韓国で、夫婦に関する実験が行われたことがあります。

韓国南部にある「多浪島」という離島の住民を対象に「3週間にわたり、全世帯のテレビを消す」という内容で行われた実験です。

昼も夜も、食事中もテレビをオフにしました。

実験の被験者たちは、当初、テレビを見ることができないのが大変つらかったと語っています。

賑やかだった食卓が、急に静かになり、初めは違和感があったといいます。

しかし、次第に慣れていくと同時に、思わぬ変化が見られ始めました。

夫婦仲の改善です。

食事中、テレビを見ないので、自然と夫婦の会話が増えます。

そうならざるを得ない状況です。

食事中、テレビを見ないことで、注意も食事に向きやすくなります。

妻の作ってくれた食事の味も、より深く感じられやすくなります。

以前より読書や考え事をする時間も増え、充実した時間が過ごせるようになりました。

その結果、夫婦関係が改善に向かいました。

実験を終え、村長は「テレビに向けていた目を妻に向けるようになって、妻が以前よりきれいに見えた」という感想を述べています。

この実験から、学ぶべき点が見えてきませんか。

テレビをつけていると、テレビばかりを見ることになります。

当然、妻が髪を切っても、視線がテレビに向いているのでは気づかないことでしょう。

妻が一生懸命に作ってくれた食事も、テレビを見ながらだと、味がぼんやりになります。

一番の弊害は、テレビが夫婦の会話のチャンスを奪っていることです。

テレビは、賑やかな時間を作ってくれる便利な道具ですが、一方で悪影響もあることを認識しておかなければなりません。

あなたの家庭ではいかがでしょうか。

便利であるはずのテレビが、いつの間にか夫婦仲を深める邪魔をしていませんか。

もちろんいきなりテレビを見ない生活は難しいことでしょう。

では、せめて、食卓の時間だけでもテレビを見ないようにしてみてはどうでしょうか。

テレビの視聴をやめた夫婦間の関係が改善する可能性はあります。

妻の作ってくれた食事のおいしさも、より鮮明に感じられるようになるので、妻への感謝の気持ちが強くなります。

次第に慣れてくれば、テレビを見る時間を減らしていけばいい。

減らせば減らすほど、何かが増えることに気づくはずです。

妻が心がけたい夫婦円満の心得(7)
  • テレビを、消す。
夫の話を聞いてからのほうが、妻の話は聞いてもらいやすくなる。

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 夫にはどこか「甘えたい」という退行欲求がある。
  2. 夫の浮気の原因が、妻になっている場合がある。
  3. 普段とは何か違う夫から、健康状態が傾きつつあることに気づく。
  4. 夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。
  5. 男性は、色っぽいものを見るから、欲情に駆られる。
  6. お風呂場には、夫婦の距離が深まる3つの機会がある。
  7. テレビを消せば、改善する。
  8. 夫の話を聞いてからのほうが、妻の話は聞いてもらいやすくなる。
  9. 「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしい。
  10. コミュニケーション手段は、多ければ多いほど、いい。
  11. 夫より、夫の親を大事にする。
  12. 夫を陰で支えている大勢の人に、嫉妬するのではなく、感謝する。
  13. 夫は妻の「お疲れさま」という言葉に癒される。
  14. 夫婦円満には、3つの余裕が必要だ。
  15. 女性は、自分の秘めたる才能に気づいていない。
  16. いくつになっても、一緒の布団で寝る。
  17. 夫の交友関係を制限するほうが、浮気に走りやすくなる。
  18. どんなに喧嘩をしても、寝る前までには仲直りをすること。
  19. 料理の腕を磨くと、夫婦の仲がよくなる。
  20. 子どもがいない時期こそ、料理教室に通うチャンスだ!
  21. 妻の指摘は、適度さが大切。
    度が過ぎると毒になる。
  22. 生理のときは、キス・抱擁・手をつなぐだけでもいい。
  23. 夫のプライドを傷つけることは、思っても言わないこと。
  24. 夫のやる気が出るような言葉を言うのが、妻の役目。
  25. 信用は、相手の期待に応えることで、得られるもの。
  26. 月経前症候群(PMS)の苦しみを理解している男性は、少ない。
  27. 妻の愚痴は、夫として気の利いた返事がしにくい。
  28. 夫が苦手とすることは「弱点」と考えるのではなく「個性」と考える。
  29. 夫が苦手なことは、妻がフォローする出番だ。
  30. 夫婦の得手・不得手こそ、夫婦らしい個性や味になる。

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