執筆者:水口貴博

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

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夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。

夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。 | 妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

夫がある日仕事から帰ると、どんよりした表情になっていることがあります。

話しかけても、うんともすんとも言ってくれない。

そんなとき、妻はため息をついて言います。

「夫婦仲が悪くなった。私たちはもうダメね」

夫の態度の急変から、愛情が冷めたものだと思います。

夫が妻に対して冷たくなれば、普通は「夫婦愛が冷めたのではないか」と疑ってしまいます。

しかし、本当にそうでしょうか。

必ずしもそうとは限りません。

妻が誤解をしているだけかもしれません。

夫の態度が冷たくなるのは「自分のことが嫌いになっている」のではなく、単に「ほうっておいてもらいたい」だけかもしれません。

おそらく会社で何かつらいことがあったのでしょう。

上司からひどく怒鳴られたのかもしれない。

仕事で大きなミスをしてしまったのかもしれない。

降格の危機にさらされているのかもしれない。

いずれにせよ、何か落ち込むことがあったのでしょう。

あなたもそういう経験がありませんか。

恥ずかしい大失敗をしたときは、そっとしてもらいたい気持ちになります。

パートナーに心配してもらえるのは嬉しいですが、1人にさせてもらいたいこともあるでしょう。

夫の態度が急変したときは「会社で何かあったのでは」と察してあげられるようになりましょう。

そんなとき、妻は無理やり「何があったの」と聞き出そうとするのはよくありません。

根掘り葉掘り聞き出そうとすると、余計なストレスを感じてしまう可能性があるからです。

いつも以上に優しく接してあげられるのがちょうどいい。

もし聞いてもらいたい話があるなら、夫から話し始めるはずです。

夫から話し始める分にはいいですが、妻が無理やり聞き出そうとするのは、夫の気分を害してしまう。

あからさまに無言になっている夫から「今は1人にさせてほしい」というメッセージを感じ取りましょう。

恥ずかしい失敗ほど、誰にも言いたくはありませんし、1人にさせてもらいたいと思います。

プライドを大事にする男性なら、なおさら言いたくはありません。

無言になっているのは「言いたくない」という無言のメッセージです。

態度が冷たくなっているのは、愛情が冷めたわけではなく「1人にさせてほしい」という無言のメッセージです。

勘を働かせて、夫の心情を察してあげましょう。

妻としては「話しかけない」というのも、大切な愛情表現の一種です。

それが、気の利いた妻の行動なのです。

妻が心がけたい夫婦円満の心得(4)
  • 話をしなくなったのは、話をしたくないことがあったのだろうと察してあげる。
男性は、色っぽいものを見るから、欲情に駆られる。

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 夫にはどこか「甘えたい」という退行欲求がある。
  2. 夫の浮気の原因が、妻になっている場合がある。
  3. 普段とは何か違う夫から、健康状態が傾きつつあることに気づく。
  4. 夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。
  5. 男性は、色っぽいものを見るから、欲情に駆られる。
  6. お風呂場には、夫婦の距離が深まる3つの機会がある。
  7. テレビを消せば、改善する。
  8. 夫の話を聞いてからのほうが、妻の話は聞いてもらいやすくなる。
  9. 「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしい。
  10. コミュニケーション手段は、多ければ多いほど、いい。
  11. 夫より、夫の親を大事にする。
  12. 夫を陰で支えている大勢の人に、嫉妬するのではなく、感謝する。
  13. 夫は妻の「お疲れさま」という言葉に癒される。
  14. 夫婦円満には、3つの余裕が必要だ。
  15. 女性は、自分の秘めたる才能に気づいていない。
  16. いくつになっても、一緒の布団で寝る。
  17. 夫の交友関係を制限するほうが、浮気に走りやすくなる。
  18. どんなに喧嘩をしても、寝る前までには仲直りをすること。
  19. 料理の腕を磨くと、夫婦の仲がよくなる。
  20. 子どもがいない時期こそ、料理教室に通うチャンスだ!
  21. 妻の指摘は、適度さが大切。
    度が過ぎると毒になる。
  22. 生理のときは、キス・抱擁・手をつなぐだけでもいい。
  23. 夫のプライドを傷つけることは、思っても言わないこと。
  24. 夫のやる気が出るような言葉を言うのが、妻の役目。
  25. 信用は、相手の期待に応えることで、得られるもの。
  26. 月経前症候群(PMS)の苦しみを理解している男性は、少ない。
  27. 妻の愚痴は、夫として気の利いた返事がしにくい。
  28. 夫が苦手とすることは「弱点」と考えるのではなく「個性」と考える。
  29. 夫が苦手なことは、妻がフォローする出番だ。
  30. 夫婦の得手・不得手こそ、夫婦らしい個性や味になる。

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