妻としては「夫を支えているのは私」というプライドがあることでしょう。
事実、夫の身の回りから食事まで、大半を支えているのは妻です。
夫には、妻は心の支えてあり、なくてはならない存在です。
これらは紛れもない事実ですが、妻だけではありません。
夫の周りには、実に多くの人がいます。
夫は、妻以外の人たちにも、支えられていることに気づきましょう。
夫が今、こうして平和にやっていけるのは、そういう人たちのおかげでもあります。
夫以外に大切にしたい第1は、やはり夫の両親ですね。
夫の生みの親であり、血縁関係があります。
今の夫が今いるのは、当然その両親のおかげです。
結婚すれば、同時に親戚付き合いも始まります。
夫と血縁関係を大切にして、定期的に連絡を取ったり会いに行ったりすればいいでしょう。
しかし、大切にするのは、夫と血縁関係のある人ばかりではありません。
血縁関係はなくても、夫の支えになっている人たちは、実に大勢います。
たとえば、会社の上司や同僚たちです。
家庭内では、妻が夫をサポートできますが、さすがに会社の中まで妻が侵入して、支えるわけにはいきません。
妻のサポートできる範囲は限られています。
仕事がうまく進められるのは、夫を陰で支える、会社の上司、同僚、部下たちの存在があるからです。
おかげで仕事を難なく進められることができ、生活費を稼ぐことができています。
自分たち夫婦が食べていけるのは夫の力でありながら、夫を陰で支えている人たちのおかげでもあります。
実際には感じられなくても、確実にサポートになっています。
また、夫の学生時代の友人との付き合いもあることでしょう。
学生時代からの友人は、夫の精神的な支えの1つになっています。
友人の中でも、特に幼なじみは、とりわけ存在感が大きいはずです。
はるか昔から夫を知っていますから、妻以上に夫を熟知している一面があります。
妻は「私より詳しいなんて許せない」と嫉妬するのではありません。
素直に「いつもお世話になっています」と感謝するだけでいい。
感謝をするだけで、夫の周りにいる人たちから「いいお嫁さんをもらったね」と思われるようになります。
妻が夫の交友関係に感謝することで、夫はさらに周りからのサポートが得られるようになるのです。