夫婦とは何でも言い合える関係が理想的ですが「本当に何でも」というわけではありません。
もちろん日常的なことや将来のことなどを言い合い、真剣に話し合う必要があります。
重要事項は、何でも言い合える関係だからこそ、話を煮詰めることができますね。
共に生きていくパートナーのためにも、ずばり言ったほうがいい。
しかし、思ったことを一から十まで、本当に何でも言い合えば、すぐ仲が悪くなるでしょう。
何でも言い合える夫婦仲とはいえ、中には言ってはいけない言葉があります。
「夫のプライドを傷つけるような言葉」です。
男性は、特にプライドを強く意識している人が多いものです。
プライドがあるからこそ、雨の日も風の日も、仕事に出かけられます。
その男性のプライドを傷つけるような言葉を、なんとなく妻が口にしたことが発端で、気分を悪くさせてしまうことがあります。
「給料が少ないな」と思うまではいいですが「給料が少ない。きちんと仕事しているの?」という発言はよくありません。
それは男性のプライドを傷つけます。
朝寝坊する夫を見て「だらしないな」と思うまではいいですが「そんなふうだから昇進できないのよ」という発言はNGです。
一生懸命になっているにもかかわらず、努力を否定された夫は、気分を悪くするでしょう。
男性によっては、すごい怒りを感じる人もいるはずです。
大喧嘩になることも珍しくありません。
一生懸命に仕事をしているだけでも、御の字です。
妻や家族のために、サボりたくてもサボらず、一生懸命に仕事をしています。
こんなに一生懸命に仕事をしているにもかかわらず、妻からそういう言葉を言われると、誰でもかちんときます。
妻は、夫のプライドを傷つけることは、思うことはあっても、言ってはいけません。
禁句の1つです。
もちろん妻に限った話ではなく、夫も妻にプライドを傷つけない言葉を言わないように、気をつける必要があります。
お互いにお互いを尊重し合いながら、傷つけるような言葉を言わないように注意しましょう。