公開日:2010年4月3日
執筆者:水口貴博

夫婦関係を改善させる30の方法

  • 凍りついている夫婦関係は
    「解凍」から始まる。
夫婦関係を改善させる30の方法

凍りついている夫婦関係は「解凍」から始まる。

「夫婦関係が悪い。凍りついているようだ」
何かのトラブルが原因で、夫婦関係に亀裂が入ってしまいます。
冷え切っている関係。

夫婦関係の自然解凍とは「普通に接すること」。

冷え切った夫婦関係の末期状態は、凍っている状態と言えます。
氷のように冷たくて固くて、どう手をつけていいのかわからない状態です。
凍りついた夫婦関係を温め直すにはどうすればいいのでしょうか。

まず相手の顔を見て、話をする習慣から。

夫婦生活が長くなると、顔を向けない会話が増えてしまいがちです。
顔を向けず、言葉だけを聞いて「ああ」「うん」「へえ」と返事をしてしまいます。
慣れてしまうと自然とそうなってしまうから危ない。

悪いところばかり見ようとすると、誰でも悪い人に見えて当然だ。

私はある日、面白い夫婦に出会いました。
いえ、夫婦仲が悪くなっているほとんどが、同じことを口にします。
「あの人のここが嫌い」

悪いところを探す癖があるなら、いいところを探す癖も身につけられるはずだ。

統計として、離婚をした夫婦は、再婚をしてもまた離婚をするケースが多いのをご存じですか。
離婚をする人は、2度も、3度も離婚を繰り返すといいます。
それは粗探しをする癖が根本的に直っていないからです。

相手に不快な思いをさせている原因を取り払う。

夫婦関係が悪くなっているとき「自分のどこがいけないのか」という原因を探してみましょう。
相手を不快にさせる結果があるからには、何か原因があるはずです。
きちんと問題に向き合うからこそ、解決の方法が見えてきます。

「別々の行動」から「一緒の行動」へと転換する。

夫婦生活では、別々で行動するときがあります。
別々に寝る。
別々に朝食や夕食を取る。

夫婦関係の改善は「食」の機会から始まる。

冷え切った夫婦を温めなおすには、別々にしている行動を見直して、少しでも一緒に行動する機会を増やすことです。
一緒に行動することで、お互いに会話のチャンスが増え、仲を取り戻すためのきっかけをつかみやすくなるからです。
しかし、一緒に行動とはいえ、いきなり「一緒にカラオケ」は、少しハードルが高すぎます。

一緒にいる時間は、パートナーを助けようとする結果として増えていくもの。

夫婦関係を改善させるために最初に考えてしまいがちなのは「一緒にいる時間を増やすこと」です。
あらゆる夫婦関係改善のアドバイスや相談などでは、最初に目にする言葉です。
もちろん一緒にいる時間を増やすことは重要です。

どうしても今すぐ夫婦関係を改善させたければ、絶対許せないことを許すこと。

少しでも早く夫婦仲を取り戻したければ、今この瞬間に、すべてを許すこと。
あなたには、パートナーに対して許せないことがありますか。
許せないことでも、とりわけ「絶対に許せないこと」はありませんか。

どうしても許せないことは「忘れること」から始めればいい。

夫婦関係を改善させる方法は「許すこと」です。
許すことで執着から開放され、今すぐ身も心も軽くなります。
ささいなことなら、すぐ忘れることができますが、自分が大事にしていることほど、なかなか許せません。

週にたったの2時間でもいい。
パートナーに徹底集中する時間を作る。

夫婦がそろって仕事を持つのは、もはや珍しいことではなくなりました。
これからの生活のために、少しでも収入を増やそうと、夫婦が共働きするケースは大変多いです。
そうなると当然、夫婦で共に過ごす時間が短くなります。

正しい主張でも、言ってはいけない言葉がある。

夫婦で会話をしていると、以前に言ったことを、相手がすっかり忘れていることがあります。
パソコンの使い方を妻に教えたのに、忘れている。
妻が夫に料理の仕方を教えたのに、忘れている。

夫婦で、成り行きに任せる旅に出よう。

計画を立てたほうがいいかどうか。
これに対する問いには「もちろん立てたほうがいい」と答える人が大半のはずです。
たしかに計画を立てることで、物事がスムーズに進みやすくなります。

考えるほど、性格的に堅くなってしまう人の突破口。

あなたが夫婦喧嘩をして、何か気に入らないことがあり、恨み続けていたとします。
なぜ、恨み続けているのでしょうか。
あらためて考えてみましょう。

はっきり話すタイプと、もやもや話すタイプの2人は、ぶつかりやすい。

数学の素晴らしい点は、はっきりした答えが出るところです。
曖昧な答えがありません。
単純な例なら、1+1の答えは、必ず2です。

大きな将来設計は、紙に書いたほうが実現しやすくなる。

夫婦で話し合ったことは「言った、言わない」の議論になりがちです。
言葉で軽く話をしているだけでは、誤解をして受け止めることもあります。
「そんなこと言ったかな」

パートナーを悪く言うより、パートナーの親を悪く言うほうが、罪が重い。

夫婦関係で気をつけたいことは、何もパートナーのことばかりだけではありません。
夫婦関係の仲が悪くなる意外なきっかけがあります。
パートナーの親についてです。

パートナーを褒めるより、パートナーの親を褒めるほうが、喜ばれる。

パートナーとの関係では、パートナーの親の悪口を言ってはいけないのは基本中の基本です。
自分の生みの親を非難されたということは、同時に自分も非難されたということになるからです。
自分の肉親についての悪口は、自分に言われる悪口以上に傷つきます。

親は、自分の子どもから言われると、素直に受け入れやすくなる。

パートナーの親の悪口は、思うまではいいですが、口にしてはいけないことです。
「パートナー」と一生共にするのと同じく「パートナーの親」とも一生のお付き合いが始まります。
友人感覚とは違い、少し気を使いますね。

どの家庭でも、夫婦で一緒にいる時間は短いもの。

あなたが幼いころ「結婚」と言えばどのようなイメージでしたか。
おそらく「好きな人と24時間一緒に暮らす幸せな生活」を想像していたのではないでしょうか。
たしかにそうですが、あくまでも「一面」です。

「ゆっくり」と「ささやき」のある話し方は、耳を傾けやすくなる。

夫婦仲が自然と悪くなる原因の1つに話し方があります。
「話す内容」ではなく「話し方」です。
ほとんどの夫婦は、話す内容ばかりに気を向けてしまいがちです。

謝るのは、ばんそうこうを貼るのと同じ。

道を歩いているとき、転んで膝を擦りむくと、出血します。
人間の体はよくできたもので、出血をほうっておくと自然とかさぶたができて、出血が止まります。
ただし1つ難点があります。

素直さは、夫婦関係を安定させる基本。

夫婦関係には「素直さ」が必要です。
これは必須事項と言ってもいいでしょう。
友人までは適当な対応でもいいですが、夫婦には信頼関係の構築のために、素直さが欠かせません。

気になるから好きになれないのではない。
好きになるから気にならなくなる。

パートナーを見れば、1つや2つ、気に入らない点があるものです。
あなたのパートナーには、どのような癖がありますか。
爪を噛む癖。

むかっとしたときは、自分の器が試されているチャンスだと思う。

パートナーからむかっとするようなことを言われたりされたりしたときが問題です。
あなたはどのような対応を取っていますか。
夫婦では、喧嘩が必要な場面もあります。

2人とも「夫婦」というものに不慣れであるため、しばしばぶつかり合う。

夫婦仲が悪いのは、お互いに「夫婦」というものの扱いに慣れていないせいかもしれません。
あなたが結婚した日のことを思い出しましょう。
正確に言えば「結婚式の日」ではなく「役所に婚姻届を提出した日」です。

友人との不和が原因ですぐ縁を切ろうとする人は、結婚しても離婚しやすくなる。

友人と喧嘩をしたとき、すぐ縁を切ろうとする人がいます。
そういう人が多いのに驚きます。
「仲直りするのが面倒」

ストレートな言葉が、一番恥ずかしいようで、一番恥ずかしくない。

私の場合、恋人や友人と仲直りするときには、ストレートに「仲直りしよう」と言います。
これはおすすめです。
少し遠回しな言い方もいいですが、どうも遠回しなほうが恥ずかしく感じませんか。

離婚より、復縁を求めるあなたはポジティブ思考だ。

「あなたは偉い!」
いきなりですが、これは本当です。
人間関係でひびが入ると、元に戻すのは難しいものです。

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