妻が仕事を持っている場合なら、妻も妻なりに、職場で多忙な毎日を送っていることでしょう。
夫と同様、人間関係の悩み、仕事のストレス、職場での評価など、神経を消耗させられることは数多くあるはずです。
すると、夫だけでなく、妻も、悩みや聞いてほしい話などたくさん出てくることでしょう。
妻は日常あったことを夫に報告するのはいいですが、ストレスが多いがために、知らぬ間に話が長くなっていることがあります。
優しい夫なら、妻の話を熱心に聞いてくれることでしょうが、そういるものでもありません。
たいていの場合は、話してばかりの妻に嫌気が差してきます。
顔を合わせれば、いきなり話が始まる。
話が長い。
話を適当に聞いていると、妻に「きちんと話聞いているの!」と怒鳴られる。
これでは夫が眉をひそめるのも無理はありません。
妻としては、一生懸命に夫婦のコミュニケーションを取っているつもりですが、すれ違っています。
もしや、あなたにもそうした心当たりはありませんか。
話をするときには「話を聞いてもらいやすい順番」があります。
相手の話を聞いてから話すことです。
聞いてもらえば、心がすっきりして、相手の話を聞く余裕が生まれます。
妻は自分の話をきちんと聞いてもらいたいと思うなら、いきなり自分の話をするのはよくありません。
妻は、自分の話を聞いてもらいたければ、まず夫の話を聞くことから始めましょう。
夫に話をしてもらえると、機嫌がよくなります。
話を聞いてもらえれば、妻の話を聞いてもらいやすくなります。
もちろん話が長くなりすぎないように、夫の話の量と同じくらいがいいでしょう。
こうしてお互いが、バランスの取れたコミュニケーションになるのです。