結婚をして夫婦になると、夫がときどき妻へ子どものように甘えてくるときがあります。
普段は真面目で立派なのに、妻と2人きりになると、急に子どものように甘えてきます。
人が変わったかのようです。
夫の浮気、当然、夫の責任と思われがちです。
たしかに甘い誘惑に負けた夫に落ち度がありますが、必ずしも浮気の原因がすべて夫にあるとも言い切れません。
場合によっては、夫の浮気の原因が、妻である場合もあります。
健康状態は、なかなか自分では客観視できません。
夫が多忙な仕事でストレスを抱えていても、わからないことがあります。
ストレスを抱えているときには、自分では気づかないものです。
夫がある日仕事から帰ると、どんよりした表情になっていることがあります。
話しかけても、うんともすんとも言ってくれない。
そんなとき、妻はため息をついて言います。
「最近、夫との体関係が少なくなってきた。私への興味が薄らいできたのかしら」
夫婦関係では、そういう悩みはつきものです。
夫婦ですから、いつまでも夫との体関係を持つことは大切です。
夫が仕事で疲れているときほど、妻としては接しにくいものです。
下手に話しかけたりすると、余計に疲れさせるのではないかとためらいます。
そういうときこそ、妻はぜひ心がけたいことがあります。
あなたの食卓には、テレビがありますか。
テレビのスイッチを入れれば、次から次へと面白い番組が流れ、あっという間に食卓が賑やかになります。
当然、笑いも増え、夫婦間の関係もよくなる、と言いたいところですがどうでしょうか。
妻が仕事を持っている場合なら、妻も妻なりに、職場で多忙な毎日を送っていることでしょう。
夫と同様、人間関係の悩み、仕事のストレス、職場での評価など、神経を消耗させられることは数多くあるはずです。
すると、夫だけでなく、妻も、悩みや聞いてほしい話などたくさん出てくることでしょう。
話も合う。
趣味も合う。
価値観も合う。
あなたは夫と、どのようなコミュニケーションをしていますか。
「それはもちろん会話に決まっている」
そうですね。
妻として、ぜひ知っていただきたいことがあります。
妻が、夫とさらに仲を深めるために、夫に対して献身的に尽くします。
身の回りの世話をしたり、会話を増やしたり、愛情いっぱいに接することでしょう。
妻としては「夫を支えているのは私」というプライドがあることでしょう。
事実、夫の身の回りから食事まで、大半を支えているのは妻です。
夫には、妻は心の支えてあり、なくてはならない存在です。
「ただいま!」
夕方、夫がドアを開けて家に戻ります。
「おかえり」
夫婦がお互いに良好な関係を築くためには「余裕」が必要です。
ゆったりしている部分がないと、周りの様子を見ることができません。
夫婦の仲が、より深まるためには、余裕が必要です。
私はいつも思います。
会社の受付嬢には、必ずお化粧が上手な女性が多いと思いませんか。
「美しい女性」と言うより「お化粧が上手な女性」と言ったほうが、言い得て妙です。
夫と妻は一緒に寝るのがポイントです。
一緒に寝る習慣があれば、夫婦としての意識が芽生え、円満な夫婦関係が続きます。
同じ場所で一緒に寝るというのは、夫婦としての結束意識を高める効果があります。
妻が夫に対して心配することの1つに「浮気」があります。
結婚する前ならまだしも、結婚してから浮気は、笑い事では済まされません。
結婚する前なら大喧嘩をして、別れようと思えば別れられます。
夫婦の仲とはいえ、時には喧嘩をすることがあります。
相手から謝ってくるまで、絶対に仲直りはしないというのではいけません。
意地を張り合ってもいいことはありません。
夫婦円満のために、妻が心がけておきたいのは、料理の腕前です。
「料理なんてできない!」
そう言わないでください。
専業主婦をしていると、人と出会える機会は限られます。
もし夫婦が共働きなら、妻は仕事を通して新しい人と出会ったり接したりする機会があります。
毎年、新入社員が入社してきたり、異動で人が入れ替わったりするからです。
本来、自分のことなら、自分が一番よく見えているように思えます。
しかし、現実は違います。
自分のことというのは、自分でははっきり見えないものです。
女性には、月に一度、必ずやってくるお客さまがいます。
そうです、生理ですね。
女性には、生理は避けて通れません。
夫婦とは何でも言い合える関係が理想的ですが「本当に何でも」というわけではありません。
もちろん日常的なことや将来のことなどを言い合い、真剣に話し合う必要があります。
重要事項は、何でも言い合える関係だからこそ、話を煮詰めることができますね。
妻は、夫の仕事を直接手伝うことができません。
もし夫が自営業なら、妻は夫の仕事を直接手助けできますが、会社勤めの場合は、直接手伝うのが難しい状況です。
会社に行くわけにもいきません。
信用というのは、初めは「ゼロ」の状態から始まります。
あなたが、パートナーと初めてあったときのことを思い出しましょう。
まだお互いの名前も知らないような初対面から挨拶を交わすような状況です。
アメリカ留学中、8階建てのアパートで、私は4階の部屋で暮らしていました。
あることがきっかけで、同じ階に日本人女性が住んでいるのを知りました。
アメリカで日本人と出会うと仲間意識が生まれやすく、嬉しくなります。
「ねえねえ、あなた困っていることがあるの」
妻が日常で遭遇し困った出来事を、夫に話そうとします。
「どうしたんだい?」
いくら頼りがいのある夫でも、苦手なことがあります。
完璧な人間はいません。
力持ちでも、時間にルーズかもしれません。
あらゆる人間には、必ず苦手とする分野があります。
力のある夫ですら、苦手とすることはあります。
夫の苦手な部分は「弱点」と考えるのではなく「個性」と考えるのが、うまく付き合うコツです。
「夫婦生活をうまく営むコツは何ですか」
「ひたすら我慢することだ」
「パートナーに『諦め』を抱くことだ」