執筆者:水口貴博

苦手意識を克服する30の方法

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すべての人には、必ず才能が与えられている。

すべての人には、必ず才能が与えられている。 | 苦手意識を克服する30の方法

すべての人には、必ず才能が与えられています。

「またまたそんな大げさなことを」

いいえ、大げさではありません。

事実として、あるのです。

咲かない花などないように、才能のない人間も存在しません。

才能といえば、大それた大げさな表現に聞こえるかもしれませんが「なるべき姿になることが才能」と思ってください。

なるべき姿になったとき、その人らしい仕事や生き方が、できるようになります。

わかりやすい例をあげましょう。

3種類のタネがあります。

どれも見た目はそっくりであり、米粒くらいの小さなタネです。

一見しただけでは、何のタネなのかわかりません。

どれも似たり寄ったりの姿形です。

しかし、水を与え、日光を与えると、芽を出して成長し始めます。

どんどんと大きくなり、それぞれのタネが「なるべき姿」になろうと、成長します。

あるタネは、バラの花になります。

あるタネは、桜になります。

あるタネは、アサガオになります。

初めはどれも同じようなタネでしたが、成長により、それぞれのなるべき姿形になったのです。

そのタネらしい生き方ができ、そのタネにしかできない仕事ができるのです。

人間も、これと同じです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、みなどれも一緒です。

私もあなたも、生まれたばかりのときには、裸1つ。

同じような姿で生まれてきました。

しかし、花のタネと同じように、生まれたばかりは一緒でも、内在的に「なるべき姿」があらかじめ植え付けられています。

タネの状態では、なかなかわかりません。

しかし、成長するにつれ、そのなるべき姿になっていくことを「才能を発揮する」といいます。

自然の流れに従うことです。

自然の流れに従うとき、努力、根性、頑張りは、不自然なことです。

バラの花は、バラの花になることに努力も頑張りも必要としていません。

桜は桜の花になるために、努力も頑張りも不要です。

そのほかの花も、みな同じです。

自然とそうなってしまうのです。

ありのまま、自然に育ったから、それぞれの「なるべき姿」へとなることができたのです。

頑張っていることは、不自然です。

タネは、ありのままの成長を遂げただけです。

ありのまま、自然の成長を遂げるときに、努力も頑張りも不要です。

これが、自然の法則です。

花の世界ではたやすいことですが、人間の世界では「自然」にできていない人がたくさんいます。

衝撃的なことを言います。

あなたが今、頑張ってしていることは、本当のあなたの才能ではありません。

間違った道へ進んでいます。

申し訳ございませんが、今すぐやめましょう。

頑張ってしていることは、不自然だからです。

宇宙の理に反しています。

花は、自然の力に任せて成長しているから、それぞれが「らしい姿」「なるべき姿」へとなることができました。

自然の力に任せて成長するとき、努力も頑張りも必要ないという自然な状態になります。

あらかじめ、そういうタネなのですから、そうなるだけでいいのです。

バラの花は、頑張ってバラの花になっているのではありません。

自然の力に任せているだけです。

ありのままの姿になっているだけです。

もし、バラの花がヒマワリになろうと頑張っても、ヒマワリになることはできません。

努力によっては、似せた成長はできるかもしれませんが、いずれにせよ本来進むべき道ではありません。

不自然な状態であり、不完全に終わってしまいます。

あなたが今、頑張ってやっていることは、本当にあなたがするべきことではないのです。

本当のあなたは、頑張らなくてもできることです。

才能は、頑張らなくてもできることです。

バラの花がバラの花になるために、頑張っているでしょうか。

ヒマワリの花が、ヒマワリの花になるために、頑張っているでしょうか。

いいえ、ありのままの自然な状態で育っていますよね。

ありのままの自分を発揮するとき、もはや努力も、頑張りも、必要ないのです。

頑張らないとできないことは「それはあなたが進むべき道ではない。なるべき姿ではない」という神様からの警告です。

自然の流れ、宇宙の理に反しているから、なかなかうまくいかないのです。

努力をしないとできないことは、不自然なことです。

頑張るということも、不自然なことです。

自然に反した生き方では、才能が発揮できないのです。

あなたには、本来なるべきタネがすでに備わっています。

才能というタネがあります。

そのタネを成長させるためには、努力も頑張りもしないことです。

花のように自然に生きるのです。

あなたが頑張らなくてもできることが自然な成長であり、才能へとつながる道なのです。

私には「執筆」という才能が与えられているようです。

私もあなたと同じように生まれてきたときには、普通の赤ん坊でした。

私の両親は、私をありのまま自然に育ててくれました。

好きなことを、好きなだけさせてくれました。

そのおかげで、自然に自分らしく生きることができるようになり、自分には執筆が合っているなということに気づき始めました。

好きなことばかりやっていたおかげで、その才能がぐんぐん伸びました。

また人生について考える性分も、私に初めから備わっていたことです。

頑張らなくてもできてしまいます。

それが当たり前で、むしろそうしている時間が大変心地よく感じます。

ありのままの自分を出して、才能を発揮しているのです。

私は単純に「これ、いいな」「もっとこれをやりたいな」という自然な気持ちに、身を任せて生きているだけです。

それだけで「なるべき姿」になっていったのです。

苦手意識を克服する方法(28)
  • 頑張ることを、やめる。
受け止め方により、プラス・マイナスが決まる。

苦手意識を克服する30の方法

  1. 嫌いなことは、しなくていい。
    むしろ、してはいけない。
  2. プラス思考になろうとすることは、自分に嘘をついている姿である。
  3. 嫌いなことをしていると、嫌いな分野がもっと増えてしまう。
  4. 好きなことにも、波及効果がある。
  5. 本当に好きなことをしていると、困難を乗り越える努力とは無縁になる。
  6. 好きなことをしていると、自然とプラス思考になる。
  7. 世の中の出来事は、あなたの心が映し出された姿。
  8. 行動力は、好きという気持ちの大きさに比例する。
  9. コンプレックスほど、強いバネはない。
  10. 年を取れば、涙もろくなる。
  11. 「好き嫌い」を分ける心こそ、病気である。
  12. オリンピックの本当の目的は、1つであることに気づいてもらうため。
  13. 男と女は、別々ではない。
    1つのセットである。
  14. 境界線を見ているうちは、まだ夢の中である。
  15. 「これは私のものだ」という所有欲が、ばらばら事件を引き起こした。
  16. 捨てれば捨てるほど、不思議なことに豊かさが手に入る。
  17. 悩みは手に入れることで解決するのではない。
    捨てることで解決するのだ。
  18. 分けてはいけない。
    ありのままを素直に飲み込む。
  19. あなたが思っている好きも嫌いも、正体は「記憶」だった。
  20. 善悪は、初めからあるのではない。
    人間が作り出した幻である。
  21. つながりのない関係はない。
  22. 無限=1つも無い。
  23. 現実に問題があるのではない。
    自分の心に本当の原因があった。
  24. 経験そのものが問題ではない。
    受け止め方が問題なのだ。
  25. 親が、素晴らしくないわけがない。
  26. プラス思考にならなくてもいい。
    すべては、初めからプラスだから。
  27. 苦しみから逃れようとする力は、強大である。
  28. すべての人には、必ず才能が与えられている。
  29. 受け止め方により、プラス・マイナスが決まる。
  30. 頭がよくなると、人を裁くようになってしまう。

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