交通事故に遭ったとき「何て不運なのだ」と思うのは、成長から逃げている人です。
事故を不運だと決めているのは、あなたの心の問題です。
本当に成長を求めている人は「自分の不注意が原因だった。今度からは気をつけよう」と自分を振り返り、事故を成長に変えます。
本当に「自分は幸せになりたい」と願う人は、無理をしてプラス思考を考えてはいません。
そう考えるしかないのです。
それ以外、考えようがないのです。
不運なことやつらいことほど、自分を高められるチャンスはないからです。
むしろ自分の不運さに「やった! これで成長できる」と喜んでしまうほどです。
本当に成長したいと思っている人は、不運なことやつらいことがあっても、成長に変えて、受け止め、吸収してしまう力があります。
実のところ、世の中のすべての出来事は、あなたの心が映し出された結果と考えることができます。
運も不運もありません。
そう決めているのは、あなたの心なのです。
受け止め方の違いだけです。
あなたが成長から逃げていると、世の中の出来事は、すべてがつまらなくなって見えます。
人付き合い、就職、受験戦争、子育て、老後など「面倒だな」「やりたくないなあ」「逃げたいなあ」と、そう自然に思います。
成長から逃げていると、自分の身に降りかかる出来事すべてが困難と感じます。
本当は楽しい恋愛さえも「面倒。なぜ自分はこれほど不幸なのだ」と思ってしまうのです。
恋愛そのものは、問題ではなく、あなたの心が問題なのです。
受け止め方に、問題があるのです。
あなたは今、自分の生活、人生を振り返って「素晴らしい毎日」だと思いますか。
それとも「つまらない毎日」だと思いますか。
素晴らしい毎日も、つまらない毎日もありません。
あなたの心が、そう決めているのです。
現実は心というフィルムから映し出された映像なのです。