余裕は、品格には欠かせない存在です。
余裕があるからこそ、ほかより1歩も2歩も進んでいるように見えます。
余白は何もないというむなしさではなく、むしろレベルが高い証拠です。
余白ができるからこそ、そのスペースに何かを入れられるようになります。
行動にしても、判断にしても、余裕があるほうが、確実に正確に行えるようになります。
そうした余裕を、生活の至る所で心がけましょう。
たとえば、約束の時間です。
約束の時間にぎりぎりになり、駆けつけていませんか。
ぎりぎりは余裕のない状態です。
もし、電車やバスが遅れたり、赤信号で止まったりしていると、約束の時間に遅刻してしまいます。
登校や出社の時間でも同じです。
いつも時間ぎりぎりになって行動していると、到着しても息が荒く、すぐ集中できません。
また家賃の支払いも、早めを心がけましょう。
早めに支払っておくと「行動が早い」「金銭的に余裕があるのだろう」などの印象を、大家に与えることができます。
「期日が過ぎています」と言われないと支払わない人は、お金に余裕がないことが感じられます。
前もって進められるところは進めておき、余裕を作ることで、ミスや間違い、焦りが減っていきます。
それが、落ち着きにつながり、品につながります。
余裕があるから、落ち着いて行動することができるようになるのです。