もっと違った自分に生まれ変わりたいなと思ったことはありませんか。
・ 自分が嫌いになったとき
・ 毎日が同じ繰り返しでマンネリ化したとき
生まれ変わる手段の基本は何か。
それは、勉強です。
生まれ変わりたいなら、まず勉強をしましょう。
新しい自分に生まれ変わるためにはどうすればいいのか。
答えを一言にまとめていってしまいます。
「昨日と違うことをするだけで、新しい自分に生まれ変われる」
新しい自分に生まれ変わるには、昨日と違ったことをするだけでいいのですが、そこで1つ、気をつけてほしいことがあります。
新しい自分に生まれ変わる方向は、人に迷惑をかける方向ではなく、人に喜んでもらう方向へと変えていくことを大切にしましょう。
自分を変えるとはいえ、悪の方向へと変わってしまっては、元も子もありません。
「新しい自分に生まれ変わる」というタイトルのとおり、新しい自分に出会うためには、新しいことを始めるだけでいいのです。
新しいことを始めたときに、自分はどうなってしまうのかは、やってみないと本当のところはわかりません。
新しいことを始めることは、新しい自分に出会うことなのです。
自分を変えるのは、少しずつ変えていくほうが、負担を軽くできます。
しかし、必ずしも「少しずつ」がよい方法とは限りません。
ときとして「一気に変える」ほうが、効率がよくて気持ちよく切り替えられることがあります。
「生まれ変わる」という大げさな響きのためでしょうか。
生まれ変わるためには、職業や肩書を変えなければいけないと考える人がいます。
「転職して職業を変えると、生まれ変われるだろう」
新しい自分に生まれ変わるために、採点は不要です。
採点をすると、どんどん堅いことしかできなくなります。
点数がよければ喜び、点数が悪ければ落ち込みます。
イメージには、現実に変える力があります。
頭で思い描いたことは、無意識のうちに、働きかける力があります。
日頃、想像している憧れがあると、自然とそれに近づく自分になっていくことに気づくはずです。
人間とは面白い生き物で、楽しいことを考えていると本当に楽しくなります。
頭の中で楽しいことばかり考えているから、楽しいことを疑似体験でき、気持ちまで本当に明るくなってしまうのです。
楽しいことを考えることは、自分を前向きに変えていくために大切なことです。
悲しいことが起こったときほど、明るく楽しいことをやるようにすることが大切です。
悲しいときに悲しいことを考えても、さらに気持ちが暗くなるだけで、いいことなんて何もありません。
むしろ悲しくなりそうなときほど明るいことを考えて、進んで楽しいことをやっていくようにすることが大切なのです。
あなたは、叱られたときどのような態度をしていますか。
・ むっとする
・ 涙をこぼす
人間は、人と出会うたびに、どんどん生まれ変わっていけます。
人間にとって人間ほど大きな影響を与える存在はありません。
人生の中で、自分の人格や性格に大きく影響を与える人は、まずなにより人の存在が大きなところを占めています。
私の好きな日本のことわざの1つに「一期一会」という言葉があります。
「一生に一度しか会う機会がないような縁であること」という意味です。
少し悲しい響きに聞こえるかもしれません。
同じことの繰り返しでは、マンネリがやってくるのも当然です。
毎日同じことばかりやっているのでは、慣れはしますが、刺激がありません。
刺激のないところでは、生まれ変わりは実現できません。
先入観を捨てた瞬間が、新しく生まれ変わる瞬間になります。
先入観は、今までの経験で得た知識で、ある一定の決まりきった考え方を持ってしまうことです。
先入観は、よい影響もありますが、悪い影響もあります。
生まれ変わるとは、先入観を捨てて、やり直していくことです。
今の自分を形成しているのは、過去の経験そのものなのです。
その過去を捨ててしまうと、生まれ変わることにつながります。
失恋をしたときに、過去の人との写真を捨てる人と残す人の2通りにわかれます。
写真を残しておきたい人は、今までのことを忘れたくない、過去を大切にしたい人です。
写真を捨てる人は、今までのことは忘れて、また新しい出会いを求めたい人です。
本は、人間の知性を深めてくれる素晴らしい道具です。
本を読むことで今まで知らなかったことを知ることができるようになり、気づかなかったことに気づけるようになります。
本そのものが、生まれ変わるためには必須です。
映画監督であり、俳優であるウッディ・アレンの有名な言葉に、次のような言葉があります。
「自分が持っていないものじゃなくて、持っているものを好きになること。それが、幸せでいる才能さ」
心に響く言葉ですね。
地道な努力をすることも、生まれ変わりです。
アゲハチョウが羽を大きく広げて羽ばたく前には、地道な努力を続けています。
長い幼虫の時期や、さなぎという過程があり、全体的に動きの遅い時期があります。
生まれ変わりとは、小さな変化の積み重ねを言います。
何もしていない人が、ある日突然生まれ変わるということはあり得ません。
生まれ変わる人には、必ず、それ以前に何か小さな変化を積み重ねてきています。
生まれ変わりに先生は必要なく、自分が一番の先生となります。
自分ほど、自分と深く付き合っている人はいないからです。
他人の言うことに素直に従うのも大切ですが、その一方で、自分の声に従うのも大切です。
自分を型にはめる口癖には注意しましょう。
型にはめる口癖でも、ポジティブな言葉ならまだいいのです。
「私は頭がいい」
生まれ変わるとは、受け入れられるようになることを意味します。
今までは考えられなかった考え方でも、理解を深めていくにつれ、だんだん受け入れられるようになります。
今、拒絶反応を起こしていることに対して、どれだけ受け入れられるようになるかが、どれだけ生まれ変われたかにつながります。
世の中には、洋の東西を問わず、いろいろな人がいます。
自分と合う人もいますが、合わない人もたくさんいます。
自分とは合わない人でも受け入れられるようになるためには、相手への理解力を深めることがポイントです。
私には、やったことのないことがまだまだたくさんあります。
スキューバダイビングやイタリア旅行、世界一周など、やってみたいけれど、まだやったことのないことがたくさんあります。
やったことのないことがそれだけたくさんあるということは、それだけたくさん新しい自分に出会えるということです。
私は、日頃から本を読むことを習慣としています。
しかし、いつも違う本ばかり読むだけでなく、時には同じ本をもう一度読んでみることもあります。
同じ本をもう一度読んでも、書いてある文章に変わりはありませんが、感じ方が変わってくるのです。
私は今、コンピューターの業界で仕事をしています。
そのため普段はコンピューター関係の話しかせず、会社の同僚もみんなコンピューター関係の人ばかりです。
ときどきそんな中、高校時代の友人から電話がかかってきます。
「昨日とは違ったことをする」
「新しいことに挑戦する」
「やったことのないことをやってみる」