品性は、どこに表現されるのでしょうか。
「余裕」です。
余裕は、品格を出すために欠かせないポイントです。
余裕を持った行動や生活をしていれば、おのずと品性が生まれ、大人びた雰囲気も出てきます。
余裕を持った行動は、その人の心の中が見える瞬間です。
品のない人は「ぎりぎり行動がよい」と思っています。
品のない人は決まって余裕がありません。
限界や締め切りに近づくまで、なかなか重い腰を上げず、動こうとしません。
「限界や締め切りが近づいて対処すればいい」と思っています。
そう思っているくらいですから、ビジネスもプライベートも余裕がありません。
仕事の対応はいつもぎりぎりです。
約束の時間もぎりぎりにやってきます。
ごみ箱はごみでいっぱいにあふれていたり、本棚も本がぎっしり詰まっていたりで余裕がない。
余裕がないから、失敗や焦りが多いのです。
品がなくなってしまうのです。