執筆者:水口貴博

気品と美しさを身につける30の方法

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ため息をつかない。

ため息をつかない。 | 気品と美しさを身につける30の方法

私が仕事をしているときに、いつも気をつけていることがあります。

ため息をつかないことです。

これは、ある出来事があってから、心がけるようになりました。

ある日、私が仕事をしていると、近くに座っている社員が大きなため息をついているところを耳にしました。

それを聞いて、私まで疲れが伝わってきました。

ため息は、疲れているようにも聞こえ、怒っているようにも、いらいらしているようにも聞こえてしまうのです。

あの人は「疲れているのかな。怒っているのかな。いらいらしているのかな」と、自然に考えます。

ささいなことですが、何度も繰り返してため息をつかれると、聞いている側は、気になり、仕事に集中できなくなってしまいます。

1回のため息は小さな迷惑ですが、何回も繰り返されると大きな迷惑に変わります。

そういうことがあってから「自分はため息をつかないようにしよう」と心がけています。

ため息は、気づかないうちに、周りに不快感を与えてしまうことの1つです。

仕事をしているときに、ほかの人が大きなため息をついている姿は、仕事がつらそうに見えませんか。

たしかに疲れているときには、ため息を出したくなる気持ちも、わかります。

実際にため息をついているくらいですから、本当につらくて大変なのでしょう。

もしかしたら、いらいらしているのかもしれませんし、怒っているのかもしれません。

しかし、そこをぐっとこらえてこそ、品性が出るか出ないかの、わかれ目なのです。

どうしてもため息をつきたいときには、代わりに深呼吸をすればいいのです。

吐きたい息をぐっとこらえ、逆に吸ってしまうのです。

深呼吸なら、酸素を取り入れる形になりますから、ため息より健康的です。

それでいて、周りにも迷惑をかけることはありません。

気品と美しさを身につける方法(12)
  • ため息をやめて、深呼吸をする。
電話をかける側が、腰を低くすることが品のあるマナー。

気品と美しさを身につける30の方法

  1. 本当のかっこよさは、品のある雰囲気から生まれる。
  2. 顔をきれいにする前に、部屋をきれいにする。
  3. 人目のないときでも、整理整頓、できていますか。
  4. 品というオーラの根源は「きれいにしたい」という気持ち。
  5. 足元からも、オーラが出る。
  6. 着信メロディーは、迷惑の元。
  7. 品性とは「余裕」のことである。
  8. ごみ箱は、心の中の表れ。
  9. 経験数が増えることで、品性が向上する。
  10. 緊張することで、品性が養われる。
  11. ささいなことほど、丁寧に扱う。
  12. ため息をつかない。
  13. 電話をかける側が、腰を低くすることが品のあるマナー。
  14. 「落ち着き」は、品格のある印象を醸し出す。
  15. 気になる態度も、ほかの人から見れば小さな迷惑として映る。
  16. がははと笑うと、品が下がる。
    にっこり笑うと、品が上がる。
  17. 拾わない、もらわない。
  18. 明日の準備をしてから、帰る。
  19. いらない物は、徹底的に捨てる。
  20. 余裕のある生活を送ろう。
  21. 毎日使う日用品は、精神状態に大きく関わりを持つパートナー。
  22. 「まあいいか」と思うところほど、まめに行動する。
  23. 個性を表現し、さらに引き出していくために、ファッションがある。
  24. 知識は、気品があってこそ、引き立つ。
  25. お金がなくても楽しめるセンスを、品という。
  26. 五感を通して感じることを、感動という。
  27. 愛を感じるために、愛を削っていませんか。
  28. 部屋の物が少ないほど、生活に品が出る。
  29. 品性のある人は、背中にも目がついている。
  30. むかっとした出来事を反面教師にできる人が、立派になる。

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