執筆者:水口貴博

本当の自分を知る30の方法

  • 「いつか幸せになる」という努力、
    もうやめませんか。
本当の自分を知る30の方法

「いつか幸せになる」という努力、もうやめませんか。

突然ですが、今から自分を振り返る時間を、ほんの数分作ってください。
大切なお話をしたいと思います。
あなたはいつのころから「いつか幸せになる」という願いを持ち始めましたか。

プラス思考を、勉強していませんか。

従来の成功哲学では「夢を持て」「目標を立てろ」という考えでした。
本屋に駆け込んでください。
何万、何十万冊という本が、あなたに成功哲学を教え、プラス思考というものを教えてくれます。

勉強の副作用、あなたは気づいていますか。

従来の成功哲学だけではなく、学校教育も、頭にインプットをする教育です。
勉強を言い換えれば「たくさんの偏見を持つ」ともいえます。
「こうしなければいけない」「こうでなければならない」という知識や考えを、インプットします。

すべての行動は、愛が大本になっていることに、気づいていますか。

信じられないことでしょうが、世の中にあるあらゆる出来事は、愛の表現です。
「ジュースを買う」
「友人を作る」

自分が必要とされる生き方をしていませんか。

あなたは自分が必要とされるような生き方をしていませんか。
たくさんの人から必要とされ、求められるような生き方をしていませんか。
突然ですが、間違った道に進んでいます。

片思いで、悩んでいませんか。

「本当に彼のことが好きなんです。愛しているんです」という悩みの相談を受けることがあります。
片思いの人に「好きな人とどうなりたいですか」と聞くと「付き合いたい」といいます。
「相手のことを本当に愛しているんですよね」と尋ねると「はい、本当に愛しています」と答えます。

いきなり信じていませんか。

信じるためには、まず疑うことです。
疑いが先にあって、次に信じるがあります。
疑うことがなく、いきなり信じてしまうのは、盲目になっている状態です。

喜怒哀楽の本質に、気づいていますか。

「優しい人が好き」
「怒る人は嫌い」
そう決め付けていませんか。

「個性」の意味を誤解していませんか。

ときどき「個性」の意味を誤解している人がいます。
個性を表現しようと、わざと奇抜なことをする人。
個性を出すつもりで、わざわざ人と違った行動をしようとする人。

あなたが嫌いな人こそ、本当に好きになるべき人。

親があなたを厳しく叱ってくれるのは、本気であなたのことを考えているからです。
友人からの言葉は、優しい言葉が多いですが、実際は、本心でない場合があります。
「嫌われたくない」「一応、友人だから」という理由から、喜ぶような言葉を選んでいます。

隠れてしていることは、何ですか。

本当に好きなことは、おおっぴらに「これが好きです」と言って公の場では公表しません。
本当に心から好きなことは「けがされたくない」という気持ちが強いからです。
親が、愛するわが子を保護するように、自分にとって大切なことも「保護したい」という欲求が、無意識に強くなります。

あなたが見ている現実は、実はまだ夢の中ではありませんか。

あなたは、殺人犯から追われて逃げている。
走っても走っても、追いかけてくる。
「もうダメだ。追いつかれる。殺される……」

ありもしない過去と未来を追いかけていませんか。

「ハイチーズ!」
街なかでは、写真を撮る光景をよく目にします。
写真をなぜ撮るのかと聞くと「いい思い出にしたいから。後で昔を振り返りたいから」と言います。

自分のため、それとも人のため。
あなたは、どちらの人生を歩んでいますか。

「自分さえよければいい」
利己的な人は、自分のことしか考えていないため、他人との調和が取れず、生活が傾きます。
自分さえよければいいと思っていると、より良い道を歩んでいるようでも、他人からの協力が得られないため孤立してしまいます。

本当の友人を、勘違いしていませんか。

「忠言は耳に逆らえども行いに利あり」
自分のためを思った忠告は聞きにくいけれど、成長ではプラスになるという格言です。
甘い言葉、優しい言葉は聞き入れやすいですが、どこか嘘があったり、効果が乏しかったりします。

「今→未来」へ向けて、計画を立てていませんか。

あなたは、人生の計画を立てるとき、どのような計画方法で組み立てていますか。
ほとんどの人が、今から未来を見て、計画を立てています。
「今→未来」という計画の立て方です。

1から作れるものは1つもないことに、気づいていますか。

あなたが1から作れるもの、作ったものは、1つもありません。
すべて、すでにあるものを組み合わせたものの結果です。
私たちは、いろいろなものを創造しました。

手放すことを恐れていませんか。

生まれたばかりの赤ちゃんは、がらがら音のするおもちゃを手放しません。
振れば、がらがらとなるおもちゃは、赤ちゃんにとって最高の遊び道具です。
しかし、さらに成長すると、がらがらを手放し、積み木で遊ぶようになります。

やる気や元気を出すために、どんなことをしていますか。

「やる気が出ない、元気が出ない。ああ、自分はやはりダメな人間だ……」
行動することを精神力の問題にしている人をよく見かけます。
やる気が出なくて、行動できないのは、納得できる理由です。

自分勝手に、夢や目標を立てていませんか。

「夢を持つ。目標を立てる」
従来の成功哲学では、自分で自分の夢を立てるという考えでした。
「自分で自分の夢を作って、何が悪い!」

友人からの助言を、批判と聞き間違えていませんか。

自分の背中にごみがついていても、自分では見えませんから、わかりません。
自分の頭の上にハエが止まっていても、本人はなかなか気づけないものです。
顔にごみがついていても、自分では見えません。

自分の頭のよさが、対立を生み出していないか。

意外なところに、喧嘩の原因は存在します。
その1つが、価値観です。
自分の価値観が喧嘩の原因になっていませんか。

自分は変えようとしないくせに、相手ばかりを変えようとしていませんか。

人間関係にお悩みですか。
悩んだときに、どう改善しようとしていますか。
「どうすれば人間関係がよくなると思いますか」と聞けば、みんなこう答えることでしょう。

初めから、大成功を求めていませんか。

大成功を最初から求める人は、失敗する人です。
初めから大きな成功はできないからです。
大成功は、実はたくさんの小成功の集まりであることに気づきます。

意識を高めるために、勉強していませんか。

意識の上昇を、知識の詰め込みによって実現しようとする人がいます。
しかし、そもそも知識の詰め込みによって、意識の上昇はあり得ないのです。
知識を詰め込みすぎると、先入観ができて、自分の考えに執着してしまい、価値観に縛られるようになります。

すべてを1人で成し遂げようとしていませんか。

仕事に慣れていない人が1日かかってしまった仕事も、経験を積めば、やがて3時間でできるようになるかもしれません。
慣れと熟練が伴えば、いずれ可能となるでしょう。
人間は、順応が早い生き物です。

「頑張れ」と応援していませんか。
頑張って生きていませんか。

花が成長するときに、頑張っているでしょうか。
茎を伸ばして、つぼみが開いている花の姿は、根性、忍耐、努力として映っていますか。
いいえ、頑張っていませんね。

人間関係の先延ばし、していませんか。

人間関係の先延ばしは、人生におけるチャンスの先延ばしです。
仕事の先延ばしなら、何とか取り返しはつきますが、人間関係については後からと思っても取り返しはつきません。
「大丈夫、取り返しはつく」と思っても、取り返すのは難しいでしょう。

幸せの扉を開く鍵を、探していませんか。

「トラブル=障害」という認識を持っていませんか。
トラブルは壁だというのは、実は幻です。
夢であり、幻想です。

マイペースがベストペースだと気づいていますか。

あなたはこれまで、無理をして頑張ったことはありますか。
今まで無理をしたことは、悪い結果に至ったケースが多いのではないでしょうか。
無理をしてうまくいくことは、通常、あり得ないからです。

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