最後に冷蔵庫の掃除をしたのはいつでしょうか。
前に掃除をしたのは何カ月も前という人もいるでしょう。
部屋の掃除をすることはあっても、なかなか冷蔵庫の中を掃除することは少ないもの。
思い出せないくらい昔の人もいるかもしれません。
頭では掃除が必要とわかっていても、うっかり忘れがちです。
冷蔵庫の中は汚れやすい場所です。
1日に何度も扉を開け閉めするので、そのたびにほこりが中に紛れ込みます。
冷蔵庫の中は低温なので菌が繁殖しにくいように思えますが、油断は禁物です。
扉を開け閉めするタイミングで冷蔵庫内の温度が上がると、結露による湿り気が発生して、カビの原因となることがあります。
冷蔵庫は食べるものを入れておく場所ですから、常に清潔な状態をキープしておくことが大切です。
冷蔵庫の中の掃除をし忘れているなら、今すぐ掃除に取りかかりましょう。
冷蔵庫を掃除するときは、いったん電源を切っておくのがいいでしょう。
電源を入れたまま掃除をすると、冷気が外に逃げてしまい、電気を大量に消費します。
一気に電気代が上がるわけではありませんが、掃除に集中するためにもいったん切っておくほうが安心です。
冷蔵庫の掃除に使うものは、除菌用ウエットティッシュがあれば十分です。
そのほか食器用洗剤やアルコール除菌スプレーを使うことも可能です。
食材をいったん外に出してから、棚やトレーをきれいにしていきましょう。
取り外しができるものは、食器を洗うのと同じ感覚で水洗いをしてOKです。
なかなか落ちない汚れは、食器用洗剤をティッシュかスポンジに湿らせて、軽くこすると落ちやすくなります。
野菜室・製氷ケース・浄水フィルターについてもお忘れなく。
冷蔵庫の下側や裏側もきれいに掃除しておきましょう。
ほこりがごっそりたまっていることに驚くでしょう。
冷却装置のラジエーターが動いていると、冷蔵庫の下側や裏側は空気の通り道となり、ほこりがたまりやすくなっています。
ほこりを取ってきれいにすれば、空気の流れがスムーズになり、冷蔵庫の冷却効率もよくなります。
冷蔵庫の掃除をする頻度は「1カ月に1回」が基本です。
食材が少ないタイミングを見計らって掃除をしましょう。
ただし、忙しくてなかなか時間が取れないときは「2カ月に1回」「3カ月に1回」であってもかまいません。
うっかり忘れやすいなら、カレンダーに書き込んでおくと安心です。
冷蔵庫の中がきれいになって清潔感が漂えば、食材を取り出すときも気持ちよくなります。
冷蔵庫の掃除をする行為は、リフレッシュだけでなく、ストレス解消にもつながります。