私には、ある習慣があります。
事あるごとに「今の行いで本当によかったのだろうか」と振り返る習慣です。
もはや癖と言ってもいいでしょう。
気持ちよく生きたいからこそ、いつの間にか自然と、そう考えるようになってしまいました。
自分だけでなく相手にも都合のよいように、最善の方法を考えています。
お互い気持ちのよいやりとりが一番です。
先日、こんなことがありました。
友人が私の家に遊びに来ました。
それはいいのですが、許可もなく勝手に冷蔵庫の中を見て、あさり始めるのです。
特に見られて悪いものはないのですが、なぜか気分がよくありません。
「冷蔵庫見ていい?」の一言が欲しかったのです。
「私も友人の家に遊びにいって、冷蔵庫の中を見るようなときには許可を得てからにしよう」と思いました。
もし相手が何か嫌な気分にさせるようなことがあれば「私はこういうことをしないようにしよう」と気をつけています。
私はいつも嫌なことに反応するセンサーが敏感になっています。
そう考えると、嫌なことをされても、まんざら自分にとって嫌な経験とも言えなくなります。
嫌なことを経験した数だけ、成長ができるのです。
実際に「人の行動を見て、自分の行動を直す」という瞬間は、その出来事の後です。
出来事の真っ最中は、そのことで頭がいっぱいでなかなか冷静に頭が回りません。
後になって「1人の時間」のときに、自分の頭の中で振り返り、復習をします。
いろいろなシチュエーションが考えられますから、ついでに応用も考えておきます。
頭の中で決着がつけば、次からは無意識に行動に表れてくれます。