執筆者:水口貴博

犬を上手にしつける30の方法

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飼い主の聖域に、犬を踏み込ませない。

飼い主の聖域に、犬を踏み込ませない。 | 犬を上手にしつける30の方法

「犬を高いところに上げない」というのは、犬への大切なしつけの1つです。

その代表的な理由は、目線が高くなると、犬は優越感を得てしまい、飼い主との上下関係が崩れる原因になる可能性があるからです。

テーブルの上は当然ですね。

比較的低い場所である、椅子の上、ベッドの上、ソファーの上などもよくありません。

さて、目線が高くなるという理由も1つにありますが、実はもう1つ大切な理由があります。

飼い主がリラックスする場所へ、犬が容易に踏み入れることが、飼い主と犬との線引きが曖昧になる可能性があります。

ベッドの上やソファーの上は、飼い主がリラックスできる聖域です。

そこへ、犬が容易に足を踏み入れることを許していると、犬は飼い主をなめてしまう可能性があります。

「飼い主の聖域に犬は踏み込まない」というルールを徹底することです。

このように、椅子やテーブルの上に上がらせない教えを徹底しておけば、行儀のいい犬への教育にもなります。

犬の出入りを許可しているカフェやレストランでの行儀のよい振る舞いにもつながります。

「犬が移動できるのは、床の上だけ」

このルールを徹底しましょう。

犬を上手にしつける方法(15)
  • 室内で犬が移動できるのは、床の上だけというルールを徹底する。
いろいろな人に会わせるのも、しつけの1つ。

犬を上手にしつける30の方法

  1. 犬を飼い始めれば「しつけの義務」が発生する。
  2. マナーの悪い犬は悪くない。
    本当に悪いのは、しつけをしない飼い主。
  3. しつけの合図は、統一する。
  4. 家族間で、犬へのしつけのルールを統一させておく。
  5. 犬を上手にしつけるとき、最低限押さえておきたい3つのポイント。
  6. 「痛み」ではなく「快感」を与えてしつければいい。
  7. 犬のしつけは、真っ正面に立ってすること。
  8. いろいろ音を聞かせて慣れさせることは、犬の落ち着きに直結する。
  9. おとなしい子犬が、生後6カ月を過ぎたくらいから、急に吠え始める理由。
  10. 犬には「少しでも早く、できるだけたくさん食べる」という習性がある。
  11. 飼い主と犬との食事の順番は、主従関係に影響する。
  12. 犬に与える餌の量と回数の目安。
  13. どんな犬とでも、すぐ友人になる方法がある。
  14. 犬を高いところに上げない。
  15. 飼い主の聖域に、犬を踏み込ませない。
  16. いろいろな人に会わせるのも、しつけの1つ。
  17. 散歩は、必ず飼い主が先行して歩く。
  18. おねだりには、むやみに応じないほうがいい。
  19. 犬の体臭は、身分証明と同じ役割を果たす。
  20. 食事中にかまってやると、うなり始める理由。
  21. どんなに年を取っても、散歩は必要。
  22. 不意に喉に詰まらせないように、注意する。
  23. 湿った犬の鼻は、むやみに拭き取らなくていい。
  24. 犬を褒めたり叱ったりするのは、行動直後が一番いい。
  25. 2階建ての家に潜む、見落としやすい危険ポイント。
  26. 犬が飼い主の顔をなめるのは、喜びや甘えのサイン。
  27. 「幼犬」と「成犬」とでは、かじる意味が少し異なる。
  28. 犬が嫌がる部分でさえ、触られるのに慣れさせておく必要がある。
  29. 慣れているはずの車を、なぜか嫌がる犬の本当の原因。
  30. 場所と時間を変えて、環境の変化に対応させる。

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