夫婦が揃って仕事を持つのは、もはや珍しいことではなくなりました。
これからの生活のために、少しでも収入を増やそうと、夫婦が共働きするケースは大変多いです。
そうなると当然、夫婦で共に過ごす時間が短くなります。
「お互いに忙しくて、なかなか時間を作ることができない」
そんな悩みを持つ夫婦も多いことでしょう。
「このまま一生やっていけるのだろうか」
夫婦なのに、顔を合わす時間さえ短くなると不安が募ります。
お互いに忙しいがゆえに、コミュニケーションの時間が短くなり、おのずから夫婦の距離が遠くなってしまうこともあります。
そんな不安にはどう対処すればいいのでしょうか。
大丈夫です。
夫婦とはいえ、24時間、常に一緒にいる必要はありません。
そういうときは、せめて週に1日くらいは2人で過ごす時間を作りましょう。
職種にもよりますが、会社は普通、週末が休日のはずです。
週末に一緒に買い物に出かけたり、日帰り旅行に行ったりなど、2人がお互いで過ごす時間を作ります。
おや、週末すら仕事がある?
それでは、週にたった2時間くらいはどうでしょうか。
せめて週に1日が難しければ、たったの2時間でもかまいません。
たったの2時間で、変わります。
2時間といえば、映画を1本見終わるくらいの時間ですね。
パートナーのために常に尽くすことができなくても、週に2時間だけなら、パートナーに尽くす時間を作り出すことができるはずです。
その代わり、その2時間は濃い時間になるように工夫しましょう。
たとえば、週末の2時間を使って、夫婦揃って散歩に出かけます。
もちろん単なる散歩ではありません。
手をつないで、寄り添い合い、2人でゆったりした時間を楽しめるくらいの濃い時間です。
他人から見れば、散歩というより、デートのように見えるくらいがOKです。
いちゃいちゃした濃い2時間を送ります。
いつも一緒にいるのは難しくても、まとまった2時間を作り、お互いに徹底集中する時間を作りましょう。
散歩がダメなら、一緒に映画でもかまいません。
もちろん映画館では2人が隣り合わせの席で、手をつなぎながら映画を見る。
週に2時間を使って、夫婦で夜景の見える高級レストランでディナーをする。
単身赴任で遠くに離れていれば、週に2時間、電話でお互いの状況を話し合うなどすればいい。
週にたったの2時間でもいいので、パートナーに徹底集中する時間を作るのです。