試験当日というのは、相当ストレスがあります。
受験への不安はもちろんのこと、体調管理への不安、温かい服装選び、将来への不安など、多くのストレスを感じる日です。
さまざまなストレスが一度にのしかかるので、気分が悪くなったり、吐き気を催したりすることもあるでしょう。
当日に感じるであろうストレスを、事前に1つでもなくしておきたいところです。
実は、1つ、取り除く方法があります。
それが「試験会場までの下見」です。
初めて歩く道は、誰でも不安を感じます。
試験会場までの道のりがはっきりわかっていないと、ストレスも大きくなります。
「どの道を通ればいいのか」
「どのくらい時間がかかるのか」
「目印となる建物や看板はどこにあるのか」
地図のとおりに道を歩いていても「もしかして違う道を歩いているのではないか」と、不安になります。
今見ている地図は古い地図で、目印となる建物や道はすでにないかもしれません。
それを確実に確かめるには、やはり下見が一番です。
一度でも行ったことがあれば、どの道を歩いて、どのくらい時間がかかるのか具体的に想像できるようになります。
目印となる建物や看板もすぐ見つけることができます。
事実、私の場合、下見のおかげで助けられたことがあります。
とある模擬試験を受けるとき、前日に、試験会場を下見に行ったことがありました。
試験当日になって迷子になり、時間に遅れないようにしたかったからです。
実はこのとき、会場に行き着くまでかなり時間を使ってしまったことがあります。
細い道で入り組んだ道の先に模擬試験会場があり、すぐたどり着けなくて困りました。
これはまだ下見だからよかったものの、もし本試験のときなら、ぞっとします。
もし、建物内に入れるなら、できれば階段の場所やトイレの場所まで確認しておけば完璧です。
建物の種類によっては、階段やトイレの場所がわかりにくい場合があります。
事前に取り除くことができる不安やストレスは、事前に取り除いて、本番に備えておきましょう。