学生時代、答案用紙に名前を書き忘れている人がいました。
問題はきちんと回答できているのに、名前だけ書き忘れている状態です。
それも一度や二度に限らず、そうした光景を目にしました。
かくいう私も、実は何度かあります。
優しい先生だったので0点にはならずにすみましたが、ひやっとした経験でした。
先生はひどく怒っていました。
もしこれが入試試験なら、笑えません。
確実に0点です。
自分にも経験があるので、名前を書き忘れる心理はよくわかります。
「早く問題を解き始めたい!」という気持ちが強いあまり、注意が問題に向いてしまいます。
問題文のところだけ注意が向き、名前を書く欄が視界に入っていません。
笑ってしまいますが、切実な悩みでした。
私がこれを克服した方法は、簡単な方法でした。
「空欄になっているところはすべて埋める」という意識に変えればいい。
その後、名前を飛ばしてしまうことは完全になくなりました。
たわいない方法ですが、効果があります。
答案用紙の全体を見渡したとき、四角で空欄になっているところがあると気づけます。
テストを解き終わって全体の見直しをしているときに、実は名前を書き忘れていたことも気づけるのです。