執筆者:水口貴博

テスト本番に強くなる30の方法

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模擬試験を受けて、上には上がいることを実感する。

模擬試験を受けて、上には上がいることを実感する。 | テスト本番に強くなる30の方法

マラソン競技では、ほかの選手たちと大勢で走ります。

普段の練習ではタイムが普通でも、本番になると急にタイムを伸ばす選手がいます。

自分より早い選手に引っ張られるからです。

本番では、ほかの選手たちと生々しく早さを競うことになります。

普段の練習では1人で走っていると、完全に独走状態になるため、どこか気が抜けてしまいます。

マイペースもいいですが、どこか自分の殻を破れない状況です。

しかし、ほかの選手たちがいると一転します。

自分より速く走る人に引っ張られ、自然と自分のタイムまでよくなります。

潜在的な力が発揮されています。

競争することで、自然と潜在的な力が発揮され、本番では信じられないほどタイムがよくなります。

競争相手がいるというのは、自分がより成長するために必要です。

「負けるものか」と必死になり、火事場のばか力を発揮しやすくなります。

各種スポーツで、練習より本番のほうがいい成績を残すのはそうした理由からです。

マラソンはスポーツですが、勉強にも通ずる部分があります。

勉強では個人の学力が鍵を握りますが、そこには競争があります。

模擬試験を受けてください。

模擬試験の結果では、偏差値だけでなく、自分の順位まで発表されます。

自分の位置がはっきりわかると、強いショックを受けることでしょう。

普段、一生懸命に勉強していると「十分に頑張っている」と思います。

しかし、順位表を見ると「自分より頑張っている人はまだまだたくさんいる」ということに気づかされます。

世の中、上には上がいることを思い知らされます。

これがいい刺激になります。

勉強への原動力になったり、やる気を維持したりする効果を生み出します。

マラソンのように、自分より上の人間に引っ張られながら、潜在的な力がさらに発揮されるのです。

テスト本番に強くなる方法(26)
  • 自分の順位を知って、ショックを受ける。
当日失敗しないために、試験会場までの下見はしておくこと。

テスト本番に強くなる30の方法

  1. 試験当日の朝食は、いつもと同じ食事メニューにする。
  2. 問題用紙が配られている間に大きな深呼吸を。
  3. テスト本番は、新品の文房具は使わない。
  4. 問題に取り組む前に、試験全体の把握から始めること。
  5. 集中力には、一長一短がある。
  6. 確実に解ける問題から手を付けると、調子が出る。
  7. 数学の試験中は消しゴムを使わない。
    二重線で消す。
  8. きれいな字を書くことに、神経質になりすぎない。
  9. 試験中に継続できるだけの集中力を、普段から養っておく。
  10. 模擬試験を受けた直後こそ、復習のベストタイミング!
  11. 4択問題で最も正答率が高いのは、3番目である。
  12. わからない問題に、いつまでも執着しない。
  13. 本番のテストでは、すべての試験が終了するまで、友人と答え合わせをしない。
  14. 試験の結果が悪い理由を、睡眠不足のせいにしない。
  15. 問題を解き始める前の、大きな問題がある。
  16. 部分点が取れる問題でした悪あがきで、合否が決まることもある。
  17. 見直し時間は、解ける問題が確実に回答できているかを確かめる。
  18. 問題用紙にどんどん書き込みをする人が、試験でも高得点を得る。
  19. 本試験では、学力だけでなく、慣れも反映される。
    アウトプットの練習をせよ。
  20. テストの点数には、運の力も含まれている。
  21. 「空白を埋める」という行為は、人間性を形成する基礎になる。
  22. 試験前には、リズムを朝型に戻す。
  23. ティッシュとハンカチは必ず持参。
  24. 模擬試験の受験料は、自分の財布から出す。
  25. 集中力を奪われる、鉛筆の音。
  26. 模擬試験を受けて、上には上がいることを実感する。
  27. 当日失敗しないために、試験会場までの下見はしておくこと。
  28. 悪あがきは、まだ諦めていない熱意だ。
  29. 試験が始まる前から、心理的に優位な状況を作り出す方法。
  30. 最後の限界ぎりぎりまで諦めない人が、合格する。

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