テストは、本人の学力が反映されます。
と言いたいところですが、実は違います。
学力以外に、もう1つ反映される要素があります。
「慣れ」です。
いくら学力があっても、試験の形式や雰囲気に慣れていないがために、失敗すると言うことはよくあります。
「一生懸命に練習したスポーツ選手が、本番の緊張に負けて、本来の力を発揮できなかった」
よく聞く話ですね。
大学入試や資格取得の試験でも同じで、学力以外に「慣れ」も得点につながります。
過去問を解くと以下のようなメリットがあります。
過去問を解かずにいきなり本試験に挑むと、度肝を抜かれます。
想定外の出題形式のため、形式を把握したり回答方法で戸惑ったりなど、無駄な時間を使うことがあります。
慣れない雰囲気で緊張したり焦ったりすることもあるでしょう。
「思っていたのとは違う」
そんなことがないように、あらかじめ形式や雰囲気に慣れておくことが必要です。
インプットの練習ができれば、アウトプットの練習です。
ため込んだ知識を吐き出す練習をして、慣れておきましょう。
試験は学力だけでなく、慣れによって左右されることがあります。
大学入試の本試験前には必ず「過去問」を解くことをおすすめします。
過去2、3年分といわず、過去問を受けられるだけ受けておきましょう。
20年分の過去問があれば、20年分の過去問を受けておきます。
大手予備校が主催している本番さながらの模擬試験があれば、受けておくのもいいでしょう。
その準備があれば、本番ではスムーズに回答ができます。