1回の電話が、いつも長時間だと、疲れます。
1回の電話は、できるだけ短くすることが大切です。
時間が短いため、大切なことだけしか話せなくなります。
大切でないこと以外は、無理をして話す必要はありません。
もちろん「もっと話したい。話すことがたくさんある」という人もいるでしょう。
しかし、短くていいのです。
雑談が大切な話なら、雑談をずばり言って終わりにするほうが、盛り上がって会話を終えることができます。
雑談にまつわる失敗を経験したことがあります。
最初に盛り上がったことはよかったのですが、終盤で話のネタがなくなり、沈黙になってしまったことがあります。
そんなとき「切りのいいところで止めておいたほうがよかったな」と思います。
せっかくの盛り上がりも、台無しです。
電話を切るときも、沈黙のままだとつらいです。
だからこそできるだけ短く、内容の濃い会話が大切です。
気持ちのいい会話をすることが大切です。
気持ちのいい会話は、短い会話から生まれます。
私は「長電話はよくない」と言っているわけではありません。
長電話をしてもいいです。
長くなってもいいです。
ただし、長くなりすぎて、相手に迷惑をかけないことです。
本当は相手もしなければならないことがあるかもしれません。
長電話によって相手の時間を奪ってしまうと、時間泥棒になります。
物を奪ったら、泥棒というだけではありません。
時間を奪っても、泥棒になってしまうのです。
物は弁償ができますが、時間は弁償ができません。
時間は、貴重な資産です。
相手の時間も自分の時間も尊重して、電話は短くしましょう。