友人との付き合いで、もったいないなと思うことがあります。
私はいろいろな人とお付き合いしたいので、いろいろな話をしてみます。
そこで、決まり文句のように相手から言われてしまうことがあります。
「貴博君まだ若いから」「私、おばさんだから」「世代が違うから」「若い人に気持ちわからないと思う」などと言われます。
私はそうは思わないため「そんなことないですよ」と言います。
しかし、そう言うと、相手は嫌みに受け取ってしまいます。
相手が悲観的に考えていると、何を言っても悲観的に捉えられます。
私は何も話せなくなってしまうのです。
相手から、友人になるチャンスを捨ててしまっているのです。
よくよく考えると、差別です。
「年がいっているから」と言われて気分を悪くするなら「若いから」と言われても気分が悪くなります。
この話をするととても怒る人がいますが、正直な話です。
子どものころに、親からこういうことを言われたことがあります。
「貴博はまだ子どもだから、大人になればわかる」
このように言われると、気分が悪くなってしまいました。
私が理解したかどうかより、親が説明する努力を怠ったことが残念だったのです。
「まだ、子どもだから」と言われては、子どもはそれ以上何も言えなくなります。
ホスト、ホステスが活躍する夜の世界では、会話で年齢の話はタブーになります。
相手が高年齢だとしても「年がいっているんですね」と言っては、相手は気分を害してしまいます。
逆に、相手が若いからとはいえ「若いね」と言えば、子ども扱いされたと受け取ります。
相手が若くても、そうでなくても、年齢の話はタブーなのです。
初対面のときに、年齢は聞かないようにしましょう。
人付き合いに、年齢は関係ありません。
相手が何歳でも、人は人です。
上手な人付き合いに、年齢はまったく関係ないのです。
年齢の話は、相手の気分を悪くさせてしまう場合があります。
年齢の話を抜きにして、お付き合いをすればいいのです。
相手からいくつなのか聞いてこないかぎりは、こちらから聞かないようにすればいいのです。