私の友人で、話が弾みやすい人がいます。
いつもどおりの会話なのに、その人と話していると、会話が弾むのです。
「なぜかな」と思って、注意をしながら友人の会話を振り返ってみると、すぐわかりました。
相槌が上手なのです。
ここだというところで「うん」とうなずいてくれます。
相槌を打ってもらうことで、こちらもきちんと話を聞いてもらっていることが確認できます。
次から次へと会話が弾んでいくのです。
ただ相槌を打っているのではなく、会話の切れ目のところで、リズムよく相槌をしてくれるのです。
リズムよく相槌を打ってくれることで、話が意外な深さまでどんどん深まります。
会話のどこで相槌を打つかは、ささいなセンスが必要ですが、難しくはありません。
慣れるだけで、どんどん相槌上手になります。
相槌上手になると、友人はいろいろなことをどんどん話してくれます。
相槌は、会話に大きく影響するものなのです。
人付き合いが上手な人は、相槌が上手な人なのです。