人付き合いがうまくなるコツは、気持ちのよい手本を日常生活の中から探し出すことです。
自分が実際の体験の中で「気持ちのよいマナーだな」と思う手本を見つけることです。
気持ちのよい手本は、日常生活の中にたくさんあります。
人間、完璧な人はいません。
たとえマナーの手本でも、すべてを受け入れるのは危険もあります。
マナーの手本とはいえ、完璧ではないからです。
友人関係のマナー、家族へのマナー、社会でのマナーなど、実はそんなに大きく変わりません。
むしろ共通するところのほうがほとんどです。
友人に勉強させてもらったマナーは、会社でも通用します。
大切なことは、友人に無理をさせないことです。
友人が嫌がるときは、無理やり誘うのはやめましょう。
「一緒に行こうよ」と誘ったときに、友人は「今日は遠慮しておく」と断ってくるかもしれません。
話しかけるタイミングに、その人のセンスが表れます。
話し合っているグループに割り込むのは、タイミングが必要です。
タイミングにはどれだけ雰囲気を壊さないかのセンスが大切です。
私はお正月に、友人から「アケオメ、コトヨロ」と言われました。
一瞬、何の意味なのかわかりませんでした。
しかし、すぐ「あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします」の略語であることに気づきました。
人間関係が長続きするかどうかは、メール文の長さが関係することがあります。
それを痛感した経験があります。
以前、パソコンを使ったメールのやりとりと、携帯電話を使ったメールのやりとりの両方をしていました。
名刺を渡すときに「こういう者です」とだけ言って渡す人がいます。
「こういう者です」という言い方では、相手はどういう人かわかりません。
自分には、しっかり名前があるはずです。
学生から社会へ出たときの大きな違いに「敬語」があります。
敬語の習得には、少し時間がかかります。
慣れれば簡単ですが、少し経験量が必要です。
電話で友人をなくしてしまう人がいます。
電話で話しているときにキャッチが入り、途中で友人との会話をやめなければならないときがあります。
そのときに友人は「キャッチが入った。また後からかけるね」と言います。
友人へのプレゼントは、結構悩んでしまうものです。
友人に限ったことではなく、彼氏や彼女、お父さんやお母さんへの誕生日プレゼントは、特に悩んでしまいます。
やはり、できるだけ喜ぶような物をプレゼントしたいと思うからです。
「有言実行」とは、言ったことは必ず実行するということです。
「不言実行」とは、言わずとも実行するということです。
人付き合いでは、有言実行より、不言実行のほうが大切です。
話をするときや聞くときに、大切なことがあります。
相手に好印象を持ってもらうためには、相手に体を向けて話すことが大切です。
話を聞くときに、相手に目も向けないのは失礼です。
日常生活を送っていると「やめてもらいたいな」という癖に、出くわすことがあります。
癖は、その人の個性が含まれることもありますが、場合によっては周りに不快な迷惑をかけているものがあります。
特に「やめてもらいたいな」と思う口癖は、舌打ちです。
お金のトラブルは、人間関係ではつきものです。
友人から「ちょっとお金を貸して」と言われると、断りにくいものです。
親しい友人から言われると、さらに断りにくいです。
人間関係の中で、時にはだらだらしてしまうことがあります。
だらだらすることは、気持ちよくありません。
だらだらリラックスは、見かけは同じかもしれませんが感覚的には違います。
ときどき、キャバクラでかわいい女の子に調子に乗って、車を買ってあげると約束してしまう人がいます。
お酒が入っていると、うっかりしてしまうのです。
女の子は「ええ、本当! 嬉しい」と言いながら、心の中では「どうせ嘘でしょ」と思っています。
友人との付き合いをしていくうえで、予定変更はあるものです。
予定変更をするのは、気が重いものです。
せっかく相手が時間を取ってくれたのに、それを変更するのは申し訳ないからです。
「~なんだけど……」
ときどきこのように、中途半端に話を終える人がいます。
「~だけど」と最後が句点(。)ではなく、読点(、)で終わっているということは、後が続くはずです。
車の運転をしていると、ときどき困った運転マナーの対向車に出くわすことがあります。
急停車したり、ウインカーを出さずに曲がったりするなど、運転マナーの悪い人がいます。
それは運転に不慣れな人かもしれませんし、ただ急いでいただけかもしれません。
人とのコミュニケーションをうまくやっていくには、会話のキャッチボールをすればうまくいきます。
簡単です。
話したら聞く、聞いたら話すことを、繰り返すだけでいいのです。
ねぎらいの言葉で、私がいつも気をつけている言葉があります。
「お疲れさま」と「ご苦労さま」です。
ねぎらいの言葉は「お疲れさま」だけで十分です。
私が、男友達の部屋に行ったときのことです。
知らない女の子が、1人いました。
私は男友達に用事があって訪ねましたから、その男友達にばかり話しかけていました。
香水は「ほのか」に香るくらいが、ちょうどいい強さです。
ついおしゃれをしたいときは、香水も多めにつけてしまいがちです。
しかし、マナー上、強すぎないことが大切です。
大切な用事があって、夜に電話をかけなければならないときがあります。
時間を大切にする今の社会では、よくあることです。
一刻を争うときに時間を無駄にしないためにも、時には夜に電話することもあります。
人付き合いのマナーで欠かせないのが「謝る」ということです。
これは人付き合い上、なくてはならない大切なことです。
完璧な人間はいませんから、失敗するときが当然あります。
言い訳をしないことが、人付き合いでの大切なマナーです。
言い訳をして、いいわけがありません。
逆に信用がなくなります。
友人でとてもリアクションの悪い人がいます。
返事がないということです。
もはや無視です。
まめな人は、モテます。
報告・連絡・相談をまめにすることは、人間関係をスムーズにすることです。
人付き合いが上手な人は、例外なくまめな人です。
信用は大切です。
信用は、お金で買うことができません。
友人関係や仕事上でも、信用が絡んできます。