執筆者:水口貴博

人付き合いがうまくなる30のマナー

  • マナーを学ぶためには、
    手本を見つけることが大切。
人付き合いがうまくなる30のマナー

マナーを学ぶためには、手本を見つけることが大切。

人付き合いがうまくなるコツは、気持ちのよい手本を日常生活の中から探し出すことです。
自分が実際の体験の中で「気持ちのよいマナーだな」と思う手本を見つけることです。
気持ちのよい手本は、日常生活の中にたくさんあります。

身の回りの人から、マナーのいい面だけを取捨選択すればいい。

人間、完璧な人はいません。
たとえマナーの手本でも、すべてを受け入れるのは危険もあります。
マナーの手本とはいえ、完璧ではないからです。

マナーには、共通点がある。

友人関係のマナー、家族へのマナー、社会でのマナーなど、実はそんなに大きく変わりません。
むしろ共通するところのほうがほとんどです。
友人に勉強させてもらったマナーは、会社でも通用します。

友人を無理やり誘わない。
友人がやりたくないときは、そっとしてあげよう。

大切なことは、友人に無理をさせないことです。
友人が嫌がるときは、無理やり誘うのはやめましょう。
「一緒に行こうよ」と誘ったときに、友人は「今日は遠慮しておく」と断ってくるかもしれません。

話しかけるタイミングに、センスが表れる。
ずうずうしく会話に割り込まない。

話しかけるタイミングに、その人のセンスが表れます。
話し合っているグループに割り込むのは、タイミングが必要です。
タイミングにはどれだけ雰囲気を壊さないかのセンスが大切です。

「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。
言葉を省略すると、気持ちまで省略される。

私はお正月に、友人から「アケオメ、コトヨロ」と言われました。
一瞬、何の意味なのかわかりませんでした。
しかし、すぐ「あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします」の略語であることに気づきました。

メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなる。

人間関係が長続きするかどうかは、メール文の長さが関係することがあります。
それを痛感した経験があります。
以前、パソコンを使ったメールのやりとりと、携帯電話を使ったメールのやりとりの両方をしていました。

名刺を渡すときにフルネームを声に出すと、名前を覚えてもらえる。

名刺を渡すときに「こういう者です」とだけ言って渡す人がいます。
「こういう者です」という言い方では、相手はどういう人かわかりません。
自分には、しっかり名前があるはずです。

「本物の敬語」は難しい。
「丁寧語」を話せるだけでいい。

学生から社会へ出たときの大きな違いに「敬語」があります。
敬語の習得には、少し時間がかかります。
慣れれば簡単ですが、少し経験量が必要です。

キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。

電話で友人をなくしてしまう人がいます。
電話で話しているときにキャッチが入り、途中で友人との会話をやめなければならないときがあります。
そのときに友人は「キャッチが入った。また後からかけるね」と言います。

プレゼントのヒントは、雑談にある。

友人へのプレゼントは、結構悩んでしまうものです。
友人に限ったことではなく、彼氏や彼女、お父さんやお母さんへの誕生日プレゼントは、特に悩んでしまいます。
やはり、できるだけ喜ぶような物をプレゼントしたいと思うからです。

言葉より、態度のほうが、気持ちが伝わる。

「有言実行」とは、言ったことは必ず実行するということです。
「不言実行」とは、言わずとも実行するということです。
人付き合いでは、有言実行より、不言実行のほうが大切です。

目、顔、体を向ける人は、好印象を持たれる。

話をするときや聞くときに、大切なことがあります。
相手に好印象を持ってもらうためには、相手に体を向けて話すことが大切です。
話を聞くときに、相手に目も向けないのは失礼です。

舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。

日常生活を送っていると「やめてもらいたいな」という癖に、出くわすことがあります。
癖は、その人の個性が含まれることもありますが、場合によっては周りに不快な迷惑をかけているものがあります。
特に「やめてもらいたいな」と思う口癖は、舌打ちです。

お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。
できなければ貸さないこと。

お金のトラブルは、人間関係ではつきものです。
友人から「ちょっとお金を貸して」と言われると、断りにくいものです。
親しい友人から言われると、さらに断りにくいです。

メモを取りながら話を聞くと、相手の姿勢が変わる。

人間関係の中で、時にはだらだらしてしまうことがあります。
だらだらすることは、気持ちよくありません。
だらだらリラックスは、見かけは同じかもしれませんが感覚的には違います。

約束を破る人は、信用できない人。
お酒の場では、約束しない。

ときどき、キャバクラでかわいい女の子に調子に乗って、車を買ってあげると約束してしまう人がいます。
お酒が入っていると、うっかりしてしまうのです。
女の子は「ええ、本当! 嬉しい」と言いながら、心の中では「どうせ嘘でしょ」と思っています。

予定変更のマナーは、前倒しにすること。

友人との付き合いをしていくうえで、予定変更はあるものです。
予定変更をするのは、気が重いものです。
せっかく相手が時間を取ってくれたのに、それを変更するのは申し訳ないからです。

「~なんだけど」で終わる会話より「~です」で終わる会話が気持ちいい。

「~なんだけど……」
ときどきこのように、中途半端に話を終える人がいます。
「~だけど」と最後が句点(。)ではなく、読点(、)で終わっているということは、後が続くはずです。

運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。

車の運転をしていると、ときどき困った運転マナーの対向車に出くわすことがあります。
急停車したり、ウインカーを出さずに曲がったりするなど、運転マナーの悪い人がいます。
それは運転に不慣れな人かもしれませんし、ただ急いでいただけかもしれません。

コミュニケーションの基本は、キャッチボール。
一方的な会話はやめよう。

人とのコミュニケーションをうまくやっていくには、会話のキャッチボールをすればうまくいきます。
簡単です。
話したら聞く、聞いたら話すことを、繰り返すだけでいいのです。

ねぎらいの言葉は「ご苦労さま」ではなく「お疲れさま」のほうがいい。

ねぎらいの言葉で、私がいつも気をつけている言葉があります。
「お疲れさま」と「ご苦労さま」です。
ねぎらいの言葉は「お疲れさま」だけで十分です。

知らない人がいるときは、雰囲気が固くなる。
紹介すると、雰囲気が柔らかくなる。

私が、男友達の部屋に行ったときのことです。
知らない女の子が、1人いました。
私は男友達に用事があって訪ねましたから、その男友達にばかり話しかけていました。

香水は、強すぎないことが大切。

香水は「ほのか」に香るくらいが、ちょうどいい強さです。
ついおしゃれをしたいときは、香水も多めにつけてしまいがちです。
しかし、マナー上、強すぎないことが大切です。

夜中に電話をするときは「夜分に恐れ入ります」から始める。

大切な用事があって、夜に電話をかけなければならないときがあります。
時間を大切にする今の社会では、よくあることです。
一刻を争うときに時間を無駄にしないためにも、時には夜に電話することもあります。

「ごめんなさい」が言えることは、人付き合いの基本マナー。

人付き合いのマナーで欠かせないのが「謝る」ということです。
これは人付き合い上、なくてはならない大切なことです。
完璧な人間はいませんから、失敗するときが当然あります。

言い訳をして、いいわけがない。

言い訳をしないことが、人付き合いでの大切なマナーです。
言い訳をして、いいわけがありません。
逆に信用がなくなります。

返事ができる人はモテる。
返事上手は、付き合い上手。

友人でとてもリアクションの悪い人がいます。
返事がないということです。
もはや無視です。

報告・連絡・相談をまめにする人が、信用される。

まめな人は、モテます。
報告・連絡・相談をまめにすることは、人間関係をスムーズにすることです。
人付き合いが上手な人は、例外なくまめな人です。

信用は、人付き合いの大切なマナー。

信用は大切です。
信用は、お金で買うことができません。
友人関係や仕事上でも、信用が絡んできます。

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