親切にしてもらったら、お礼を言いましょう。
お世話をしてくれた人が複数のときは、それぞれ一人一人にお礼を言うととても喜ばれます。
23歳の誕生日のことです。
私の部屋の向かいに住んでいる友人2人が、わざわざ私の誕生日のためにケーキを作ってくれました。
突然の出来事だったので、余計に嬉しかったことを覚えています。
わざわざケーキを作ってくれて、何かお礼をしたいと思い、手書きで手紙を書きました。
最初は2人で1枚の手紙でしたが、やめて、それぞれに1枚ずつ書きました。
私は本当に嬉しかったので、2人で1枚というけちなお礼はしたくなかったのです。
1人ずつに、手紙を書きました。
本当に嬉しいときは、いつもより丁寧にしたくなります。
一人一人にお礼をすると、感謝の気持ちが、より伝わるだろうと思ったのです。
手間は2度かかりましたが、感謝の気持ちが伝わるならばと思い、書きました。
夜遅かったため、寝ているところを起こさないように、ドアの下からそっと手紙を差し入れておきました。
もし、お世話になったときには、手間がかかってもそれぞれにお礼を言いましょう。
言うのが恥ずかしいなら、手紙でもかまいません。
手紙がダメなら、電話でもいいし、メールでもかまいません。
気持ちを伝えるために、いろいろな方法が見つかります。
どれが正解ということではなく、どれでもいいのです。
大切なことは、相手にお礼の気持ちを伝えることです。
相手は、感謝の気持ちを喜んでくれます。
お礼は人間関係の潤滑油になるのです。