勉強時間はむやみに長くするものではありません。
長時間勉強をしていれば、どんな人でもだらだらになります。
理由は単純。
疲れるからです。
当たり前のことですね。
勉強に限らず、仕事でも遊びでもデートでも、長時間になるとだらだらに変わります。
人間ですから、やはり疲れるのは当然です。
成績を上げるために大切なのは「勉強時間」ではなく「勉強量」です。
さて、ここで1つ矛盾が発生します。
「勉強量をこなすためには時間が必要。しかし長時間勉強すれば、だらだらになる」
こうした矛盾したことを実現できる方法はあるのでしょうか。
解決するキーワードがあります。
「集中力」です。
勉強ができる人には、必ず集中力があります。
あなたのクラスの成績がいい人を思い浮かべてください。
勉強をするときには、一心不乱になる圧倒的な集中力があるはずです。
成績がいいにもかかわらず、普段は勉強していないような人でも、人目のないところで必ず集中して勉強しています。
集中すれば、たとえ勉強時間が短くても勉強量をこなすことができるため、成績がよくなります。
したがって、理想的な勉強姿勢とは「集中して短時間で勉強量をこなす」という姿勢です。
短時間による勉強量は、集中するからこそ実現できます。
疲れたらこまめに休憩や気分転換をして、回復すればまた集中して勉強する、という繰り返しです。