執筆者:水口貴博

部下を叱る30の方法

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「こら!」という言葉を使わないように心がける。

「こら!」という言葉を使わないように心がける。 | 部下を叱る30の方法

「叱る」という言葉を聞いて何を連想しますか。

  • 怖い
  • 圧力
  • 厳しさ
  • 緊張

おそらくこうしたことを連想するでしょう。

どれもよくないことばかりですね。

なぜ、よくないことばかりを連想してしまうのかというと、叱るときに決まって「ある単語」がお説教に含まれているからです。

その言葉こそ「こら!」という言葉です。

「こら!」というのはとても圧力のある言葉です。

「脅迫」と言っても過言ではありません。

聞くと体が萎縮して、ぶるぶる震え、怖くなります。

上手に叱るためには「こら!」という言葉を禁句にするのがコツです。

威圧的な言葉がなくなるだけで、叱るときのおぞましい雰囲気がかなり改善されます。

相手を不要に萎縮させることがなくなるため、上手に叱りやすくなります。

私たちは何か悪いことをしたときに「こら!」と怒鳴る癖があります。

その癖を今日からやめにしましょう。

これが上手に叱るコツです。

あなたが上司として部下を叱るとき「こら!」という言葉を避けて指摘しましょう。

丁寧で優しい言い方になるはずです。

部下の萎縮を最小限にとどめながら、指摘をする方法です。

部下を叱る方法(21)
  • 「こら!」を禁句にする。
ひどく叱っても、普段どおりに接するよう心がける。

部下を叱る30の方法

  1. 叱られ上手は、叱り上手になる。
  2. 相手を落ち込ませるような叱り方は失格。
  3. ミスをしたタイミングで指摘するのが、一番いい。
  4. 大勢の前で叱らない。
  5. 叱るときには、2人になるのがベスト。
  6. 自分の都合で叱らない。
  7. 感情的に叱らない。
  8. 叱る前に、状況をよく確かめる。
  9. お説教は、短いほどためになる。
  10. 指摘がいくつかあるときは、最初に指摘数を伝え、短く絞る。
  11. いつまでも過去の過ちを言い続けない。
    昔の話を引っ張り出さない。
  12. 人格を否定する言葉は使わない。
  13. 厳しい指摘は反抗される。
    明るい指摘は受け入れてもらえる。
  14. 叱るときは、腰を低く、丁寧な態度になる。
  15. 他人と比べて、叱らない。
  16. 追い込むように叱ると、泣けてくる。
  17. 肯定から始まると、後に続く言葉も受け入れやすくなる。
  18. クッション言葉を使えば、上手に叱ることができる。
  19. 理由のない指摘では、部下は納得しない。
  20. 一瞬で終わらせるお説教は、注射と同じ。
    痛い時間が短いからこそ、よく効く。
  21. 「こら!」という言葉を使わないように心がける。
  22. ひどく叱っても、普段どおりに接するよう心がける。
  23. 管理者を通して指摘をすれば、上司と部下の関係にひびを入れなくて済む。
  24. 手紙やメールを使えば、落ち着いてメッセージを伝えやすい。
  25. 「しなさい」より「しましょう」。
  26. 叱るときこそ、部下に発言をさせる。
    部下を叱るとき、一方的に上司から部下へと叱っていませんか。
  27. 「絶対に間違えるな。
    失敗するな」と言われると、部下は余計に緊張する。
  28. 最もミスが少なくなるのは、リラックスしているときだ。
  29. にこにこしながら口にする言葉は、ありがたく聞こえてくる。
  30. どんなに感情的になっても、暴力だけはふるわない。

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