あなたがにこにこすれば、相手もにこにこします。
あなたが怒れば、相手も怒ります。
人間関係には、自然と「鏡の法則」が働いています。
自分の表情・感情・態度が相手に伝わり、同じような表情・感情・態度を反射してきます。
誰かを叱るとき、普通は険しい表情、怒りを交え、偉そうな態度になってしまいがちです。
「こら! それは違うだろ!」
険しい表情、怒りを交え、偉そうな態度で言われると、つい反抗したくなってしまいませんか。
むかっとしてしまいます。
厳しい指摘は反抗されやすい。
叱るときには、にこにこ叱ることです。
にこにこには、明るい雰囲気が漂っています。
叱るときには、明るく爽やかに悪い部分を指摘してきましょう。
難しいことではありません。
「ここは、こうしたほうがいいと思うよ」
にっこり言えば、相手もにっこりして「はい、わかりました」と素直に返事してくれるはずです。
なにより相手が気を使ってくれていることがわかります。
そういう部分が感じられると「ぜひ言うとおりにしたい」という気持ちになります。
「自分のためにわざわざ気を使って指摘してくれている」ということがわかると、愛を感じるのです。