感謝の伝え方が残念な人がいます。
下を向きながら無表情で「ありがとうございます……」と言います。
きちんと相手の顔を見ていません。
声は元気がなく、笑顔もないのです。
もちろん何も言わないよりは良いのですが、ちょっともったいないですね。
きちんと口に出しているのはいいのですが、声が小さかったり無表情だったりするとマイナスポイントです。
相手に聞こえないかもしません。
意味のない感謝となってしまいかねないのです。
せっかく感謝をするなら、できるだけ感謝が伝わるようにしましょう。
相手の顔を見て、元気よく「ありがとうございます!」と言います。
きちんと頭も下げ、表情はもちろん笑顔です。
ちょっと大げさになるくらいでちょうどいいのです。
こうすればしっかり感謝が伝わって、相手に喜ばれます。
時には特別なご厚意をいただいて、折り入って感謝をしたいときもあるでしょう。
「本当にお世話になった」「本当に助けられた」というときがあるもの。
言葉だけ、メールだけの感謝では申し訳なく、何かお礼をしたいときもあるのではないでしょうか。
そんなときは、最大限の感謝を伝えるようにしたい。
感謝を伝えるにもさまざまな手段があります。
「手紙を書く」「お礼の品を贈る」「謝礼金を渡す」「相手のところまで足を運び、直接感謝を伝える」などなど。
最大限の感謝を伝えるために、何ができるか、何をするのが一番良いか考えます。
感謝を伝えるタイミングも、間を置かず、お世話になった直後がベストです。
感謝はスピードが命です。
気持ちが熱いうちに伝えるほうが、感謝が伝わりやすくなります。
「時間があるとき」より「できるだけ早く」を心がけましょう。
たとえ感謝であっても、ベストを尽くすことが大切なのです。