ぶつぶつ愚痴を言う人がいます。
「仕事がだるいなあ。やりたくないなあ」
「うちの会社は給料が安いなあ。もっともらえないかなあ」
「あの人は口うるさいなあ。いちいち指摘が細かくてうっとうしいなあ」
「料理がおいしくないなあ。もっとおいしく作れないのかなあ」
「毎日同じことの繰り返しでつまらないなあ。何か面白いことないかなあ」
嫌なことや思いどおりにならないことがあると、つい愚痴を言いたくなるものですね。
しかし、愚痴を言ったところで何の得にもなりません。
気持ちが暗くなるばかりか、ストレスや倦怠感もますますが強くなり、余計につらくなるだけです。
愚痴を言えば言うほど、日常が色あせて見えてくるのです。
愚痴を言う暇があるなら、もっと建設的なことに使いましょう。
愚痴を言いそうになったら、喉のところで止めて、代わりに感謝の言葉を口にしてください。
どんな愚痴も、視点を変えれば、感謝できるところがあります。
「仕事があってありがたい。自分が必要とされることに感謝だね」
「給料がもらえてありがたい。知識やスキルが身につくうえ、お金までもらえるなんて最高だね」
「無料で悪いところを指摘してもらえるなんてありがたいね。これで成長できるね」
「今日も食事ができて感謝だね。これで今日も生きられるね」
「平穏無事な毎日で素晴らしいね。トラブルがないことに感謝だね」
時間もエネルギーも限られたリソースです。
同じ時間・同じエネルギーを使うなら、ネガティブなことよりポジティブなことに使うほうが賢明です。
感謝を口にすれば、体の内側からパワーが湧いてきます。
感謝の言葉を口にすればするほど、毎日が明るく感じられるのです。