お店に入っていろいろ商品を見て回り、何も買わないで出ることがあります。
しばらく店内をぐるぐる歩き回ったものの、特にめぼしいものはなく、結局買い物をすることはありませんでした。
日常でよくあることですね。
このとき、どんな言葉を口にするかです。
何も言わないで退店する人が多いのではないでしょうか。
もちろん無言のまま退店するのもいいのです。
悪いことでもマナー違反でもなく、普通のことです。
しかし、ここでより丁寧を心がけたいなら「ありがとうございました」の一言があると好印象です。
何も買っていないのに感謝の言葉を口にするのは不自然に思うかもしれませんが、そんなことはありません。
きちんと感謝できることがあります。
いろいろな商品を見させてもらいました。
買い物気分を楽しめました。
有意義な時間を過ごせました。
だから、何も買わなくても、良い時間を過ごせたことへの感謝として「ありがとうございました」です。
感謝の言葉を口にすると、お店の人も気持ちいいし、自分も気持ちいい。
店内にお客さんも「ありがとうございました」の声が聞こえると、明るい気持ちになれます。
たった一言であり、難しいことでも何でもありません。
感謝の言葉が一言があるだけでずいぶん印象が良くなります。
笑顔と軽い会釈があれば、パーフェクトです。
何も買わないでお店を出るときの、気持ちのいいマナーなのです。