大きな問題を解決するなら「まとまった時間」を作りましょう。
小さな問題であれば、細切れ時間でもいいのです。
小さな問題は、ちょっとした雑用のようなものです。
手間も時間もさほどかからず、あっという間に解決するでしょう。
集中しなくても、ちょっと取り組むだけでOKです。
片手間でうまくいくこともあります。
小さな問題は難しい作業もなく、細切れ時間で解決することがほとんどです。
しかし、大きな問題となるとそうはいきません。
たびたび仕事が中断されると、そのたびに集中し直さなければいけません。
集中力を取り戻すのに余計な時間とエネルギーが奪われます。
取り組んでは中断し、また取り組んでは中断という繰り返しでは、なかなかスムーズに進みません。
細切れ時間だけで大きな問題に対処するのは無理があります。
本来なら3時間で終わる仕事が4時間も5時間もかかって、余計な時間を取られることになるのです。
大きな問題は、まとまった時間が欲しいところです。
しっかり腰を据え、集中的に取り組む必要があります。
大きな問題に取りかかるなら、予定をずらすかキャンセルするなどして、まとまった時間を作りましょう。
一気に片付けられるなら、それに越したことはありません。
時間がかかる問題も、集中すれば、短時間で終わらせられます。
けがや病気で入院することになっても、まとまった時間を確保して集中的に勉強すれば、遅れを取り戻せるでしょう。
しっかり集中して取り組めば、3時間の仕事が2時間や1時間で片付き、仕事の質も上がるのです。