問題に取り組むのは面倒なものです。
できることならやりたくないと思います。
「気づかなかったことにしたい」「見て見ぬふりをしたい」と思うこともあるでしょう。
しかし、こうして面倒なことに取り組むことが大事なのです。
人は本来、怠け者です。
階段とエレベーターがあれば、ついエレベーターを選んでしまいます。
自然に任せていると、どんどん楽なほうへ流れます。
面倒なことがあれば、できればやりたくないと思うのが自然な心理です。
だからこそ、きちんと問題解決に取り組むのです。
面倒なことだからです。
問題を見過ごさず、きちんと取り組むことで、自分を律する力が鍛えられていきます。
怠け心が吹き飛び、どんどん心が強くなっていきます。
時には自分にむちを打つことも必要です。
セルフコントロール力を鍛えるにはどうすればいいのかと考える必要はありません。
起こった問題に普通に取り組むだけで、自然とセルフコントロール力が鍛えられていきます。
私たちの生活では、さまざまな問題が起こりますが、ひとつひとつが良い機会です。
「問題に取り組むのは面倒だなあ。でもこの面倒さに立ち向かうのがいいんだよね」と前向きに考えましょう。
面倒なことだからこそ、意味があるのです。
解決できる・できないは後の話であり、まず取り組むことが大切です。
世の中とは面白いもので、面倒な問題に取り組んでいると、不思議と運やツキが転がり込んできます。
神様は、面倒なことの陰に隠れているのです。